[庭のある暮らしを愉しむ]家づくりに必要なポイント解説

最終更新日:2024.07.02

今回の記事では「庭づくりを愉しみたい」「子供が安心して遊べる庭が欲しい」「家族や友人とバーベキューなどのアウトドアを気軽に愉しみたい」とお考えの方に向けて、庭づくりと家づくり両方の視点でポイントを解説いたします。

目次

●お庭を愉しむ『オーナー様インタビュー』
01.公園を彷彿とさせるような開放感と、外の豊かさが感じられる暮らし
02.山野草と庭のある暮らしを心ゆくまで愉しむ11年目の平屋
03.囲まれた中庭のある家
●庭づくりのための3つのポイント
01.敷地
02.維持管理
03.家づくり全体の予算と庭づくり
●家づくりと庭の計画は一緒に行いましょう


お庭を愉しむ『オーナー様インタビュー』

■「公園を彷彿とさせるような開放感と、外の豊かさが感じられる暮らし」
2020年お引渡し|石川県|S様


S様邸は、田園風景が広がる長閑な地域に佇む、開放感あふれる住まい。ご夫婦が理想としたのは、お気に入りの公園のような、緑を感じられる空間でした。北側道路に面した横長の土地という課題を活かし、大きな窓とウッドデッキ、インナーガレージを配することで、開放感とプライバシー性を両立した設計を実現しました。
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■『山野草と庭のある暮らしを心ゆくまで愉しむ11年目の平屋』
2013年お引渡し|富山市|H様


富山市の新規分譲地に住むH様ご夫妻は、5年の歳月をかけて理想の暮らしを追求し、アルスホームで平屋建てを建てました。広々とした庭で山野草を育て、ご夫婦で上質な日常を愉しんでいます。家づくりのポイントや、後悔のない家づくりを実現した秘訣をご紹介します。
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■『囲まれた中庭のある家』
2021年お引渡し|福井県|K様


「家の中でも充分に子供たちを遊ばせることが出来たら」という想いから生まれた中庭は、子供たちの遊び場。中庭、キッチン、ダイニングが一体となった空間で家族の会話が弾みます。雨の日も安心のインナーガレージ付き。K様ご夫妻こだわりの家が完成しました。
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庭づくりのための3つのポイント

01.敷地

『広さ』
分譲地のような40~60坪台の土地でも庭を愉しむことはできます。大切なのは、庭で何をしたいか、どんなイメージを持っているのかを担当者と共有することです。

02.維持管理

『タイルデッキ』
見た目だけでなく、お手入れも簡単なのが魅力です。バーベキューも安心ですし、汚れてしまっても水で洗い流すことができます。
『植物選び』
日当たりや手間のかかりやすさも考えて選びましょう。日当たりが好き嫌いがある植物や、成長が遅い、病害虫に強い、剪定や水やりが少ないで済む品種などがあります。北陸の気候に合った植物を選ぶのもポイントです。
『雑草対策』
グランドカバープランツや芝を植えたり、マルチングをするのが効果的です。
『水やり』
5月からは2~3日に1回、気温が高い日は毎日行いましょう。庭を作って2年以内は、植物が根付いていないので特に注意が必要です。水やりの時間は、涼しい朝か夕方に行い、日中は避けましょう。

03.家づくり全体の予算と庭づくり

家づくりには、家本体だけでなく、庭にかかる費用も忘れずに資金計画に含めます。
『庭にかかる大まかな費用』
・駐車場の土間費用
・植栽費用
・整地費用
・フェンスなどの構造物費用
これらの費用を家本体の予算と相談しながら、庭づくりにかけられる費用を決めることが大切です。
『DIY』
最近では、DIYで庭を作る方も増えています。しかし、DIYで作った庭は、外部からの視線を遮る工夫がされていない場合があります。
庭と家族のプライベート空間を守るために、必要に応じて塀を建てるなどの対策をしましょう。
『塀を建てる』
塀を建てる場合は、隣地との境界線に注意する必要があります。境界線のトラブルを防ぐために、業者に依頼することをおすすめします。

庭づくりについてご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。

家づくりと庭の計画は一緒に行いましょう

家づくりにおいて、庭は単なる外構ではなく、家族空間を豊かにする重要な要素です。しかし、理想の庭を実現するためには、家づくりと庭づくりを一体的に考えることが重要です。

『家づくりと庭づくりの密接な関係』

庭は、単なる屋外空間ではなく、家族空間との調和、地域との親和性、外への理想的なつながり、そして家全体の形や間取りへの影響を考慮した、家全体と一体的な空間にすることが重要です。
日当たりや風通しの良い場所、家族で楽しめる広さ、プライバシーの確保など、家族のニーズに合わせた庭づくりは、居心地の良い空間を生み出します。地域特有の植栽や素材を取り入れることで、個性的で魅力的な庭になり、地域とのつながりを深めてくれます。リビングからの眺めや、庭への出入り口の位置などを考慮することで、開放的で一体感のある空間を実現し、家と外をつなぐ架け橋となります。さらに、太陽の動き、周辺環境からの視線、空への抜けといった外的要因から家の形や間取りに影響を与えるため、庭と家全体のバランスを考慮した設計が重要です。
このように、庭は単なる屋外空間ではなく、家全体と一体的な空間として捉え、様々な要素を考慮することで、家族にとって居心地の良い空間、地域とのつながりを深める空間、家全体の価値を高める空間を生み出すことができるのです。

『家づくりにおける庭づくりの重要性』

家族の理想を叶える:庭は家族の理想を叶えるための重要な要素です。家づくりと庭づくりを一体的に考えることで、より満足度の高い住まいを実現できます。

家づくりと庭づくりは密接に関係しており、一体的に考えることで、より理想的な住まいを実現できます。家づくりの段階から、庭をどのように活用したいか、家族にとってどのような庭が必要かなどを設計士や担当者に伝えることが重要です。