二世帯住宅と敷地内同居のメリット・デメリット

最終更新日:2024.11.09

  目次

1.二世帯住宅
 1-1.完全同居型
 1-2.一部共有型
 1-3.完全分離型
2.敷地内同居
3.建築実例
4.まとめ

  二世帯住宅


二世帯住宅は、大きく分けて3つのタイプに分けられます。それぞれのタイプには、メリット・デメリットがあり、ご家族の状況やライフスタイルに合う最適なものを選ぶことが大切です。


1.完全同居型

玄関、リビング、キッチン、浴室など、ほとんどの空間を共有するタイプです。

|メリット
・世帯間のコミュニケーションがとりやすい
・家事や育児の協力がしやすく、お互いをサポートしやすい
・光熱費などのランニングコストを削減できる
・建築費を比較的抑えられる
・孤独感を解消でき、心身ともに健康に過ごすことができる

デメリット
・プライバシーが確保しにくい
・お互いの生活リズムが異なる場合にストレスを感じる可能性がある

|こんな方におすすめ
・食事やくつろぎの時間を共にして、大勢でにぎやかに暮らしたい方
・助け合いながら生活したい方
・建築コスト・生活コストをできるだけ抑えたい方


2.一部共有型

玄関や浴室など、一部の空間を共有し、それ以外の寝室とリビングなどはそれぞれ独立したタイプです。

|メリット
・完全同居型に比べてプライベートを確保しやすい
・プライバシーとコミュニケーションの両立ができる
・完全分離型に比べて建築費を抑えられる

|デメリット
・共有スペースをどこに置くかで間取りプランに制約が生じやすい
・完全な独立は難しい

|こんな方におすすめ
・日常的に交流しながら、プライバシーも確保したい方
・建築コストと生活コストを抑えたい方
・お互いの生活リズムを尊重したい方


3.完全分離型

すべての空間が完全に独立したタイプです。
二世帯住宅といっても近居のようなもの。

|メリット
・プライバシー性が高く、それぞれ独立した生活を送ることができる
・世帯ごとにプランの自由度が高くなる
・将来どちらかの世帯を賃貸物件にできる
・生活リズムが違っても快適に過ごせる

|デメリット
・家族間のコミュニケーションが低下してしまう
・建築費が高くなる
・広い敷地が必要

|こんな方におすすめ
・近くに住んでいたいが、プライバシーは大切にしたい方
・転勤など生活スタイルの変化があったときに柔軟に対応したい方

  敷地内同居


|メリット
・両世帯へ訪問するハードルが下がる
・宅配便の受け取り、子どもの預かりを頼めるなどお互いを助けやすい
・適度に交流ができる
・土地を買わなくていいので、その分建物にお金をかけることができる
・二世帯住宅よりもお互いにプライバシーが干渉されない

|デメリット
・別敷地に比べて干渉されやすくなる

|こんな方におすすめ
・お互いの生活リズムを尊重したい方
・程よい距離を保って暮らしたい方

  建築実例


『中庭テラスがつなげる一部共有型二世帯住宅』

暮らしのコンセプト:世間感をつなぐ中庭によって、生活リズムの違いやプライバシーに配慮し、気遣いのないそれぞれのライフスタイルを実現すること

▶インタビューはこちら


家族みんなで中庭でバーベキュー

気軽にご友人を呼んで愉しい時間を過ごせるお母さまのスペース


『世代を超えて住み継ぐ二世帯の平屋』

暮らしのコンセプト:二世帯の距離感を保ちつつ、子育て支援を通じた世間感のつながりがあること


『それぞれの世帯が居心地よく暮らす二世帯の平屋』

暮らしのコンセプト:庭・テラス・LDKが一体となった大らかな空間により、気負いなく外とつながる暮らしが実現し、家時間を愉しめること


『敷地内同居を愉しむ二階リビングの家』

暮らしのコンセプト:子育てや家事で多忙な日常の中で、ご夫婦それぞれが気兼ねなく、自分の時間を大切に過ごせる暮らしであること

▶建築実例はこちら

  まとめ


アルスホームでは、二世帯住宅や敷地内同居の建築実例も多数ございます。
どの程度のプライバシーを確保したいのか、どのような生活が送りたいのか、お客様の暮らしに基づいて分離する部分と共有する部分を決めていき、ご家族に合ったプランを提案しています。
展示場では随時、ご相談を承っておりますのでお気軽にご来場ください。