[長持ちする家づくり]内部結露の発生を防ぐ構造・工法

最終更新日:2023.06.17

 

本日は長持ちする家について、
【住まいの耐久性】というテーマでお話ししたいと思います。


北陸は全国的に見ても「高温多湿」の地域。夏はジメジメして蒸し暑く、そして冬はとても寒いですよね。当然、室内を快適にするため、エアコンなどで温度調整をします。そんなとき屋外と室内の温度差によって生じるのが「結露」です。

「結露」は空気が冷やされることにより発生し、湿度が高いほど、わずかな温度差で発生しやすくなります。結露の発生を防ぐには、①温度差をつくらないこと、②湿度の高い空気を入れないこと、が大切になります。

結露というと、サッシに発生しているのをイメージすることが多いですが、実は住まいの内部にも発生します。


【断熱材の種類によっては、湿気を吸う素材もある】

▲この図のように、水蒸気を蓄えた暖かい空気は、壁(断熱材)の内部に侵入します。そこで空気が急速に冷やされると結露が発生するというわけです。これを内部結露(壁体内結露)と言います。

内部結露が発生し、その状態が長引くと、柱や土台を腐らせ、家の強度を低下させる原因になります。

水蒸気を通しやすい繊維系の断熱材を採用している場合は、湿気対策を行う為の高い施工技術が必要です。また、万が一結露が発生したとき、湿気が滞留しないような対策が取れていることも確認しておきましょう。


【湿気を通さない断熱材:フェノールフォーム】



▲当社標準の断熱材・フェノールフォームは、原料がプラスチック(熱硬化性樹脂)なので、そもそも水分を含んで影響を受けるということがほとんどありません。また、アルスホームでは湿気対策も万全なので、結露が万が一発生してもその状態が長引くことはありません。

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住まいの耐久性を上げるためには、万全の「湿気・結露対策」が必要という事です。内部結露(壁体内結露)の事もしっかり考えている住宅会社であれば、耐久性の心配はありませんね。

これから肌寒くなる季節。実際の完成邸も見学をして、心地いいかどうかもしっかりと確認しましょう。


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