完全個別設計

「完全個別設計」とは、納得度が最大化する家づくりプロセスです。
未知なることが多い一方で、選択と決断の連続である家づくりにおいては、それら一つ一つにおいて、「納得を積み重ねる」ことがとても大切です。

よく似た言葉に「注文住宅」がありますが、一般的にそれは、「お客様の注文に応えて」 様々な物事が決まっていきます。
しかし、そもそも何をどこまで注文したらいいのか。その注文は正しいのか。

そんな迷いに寄り添い、それぞれのご家族にとって、個別的且つ潜在的なニーズを共有し、求めるものの鮮明化に伴走する家づくりが「完全個別設計」であると考えます。

01.敷地の個性を複数の視点で捉えます

敷地は一つとして同じものはありません。大きさや形、周辺環境も含め様々な上、都市計画による条件や規制もあります。
そうした中で、お客様の貴重な財産である敷地を的確に捉え、個性や特性を最大限活用する為、設計者一人の判断では無く、複数の建築士による検証を行い、最適な敷地活用のご提案を行います。

02.お客様の価値観や将来像を共有します

一般的に住まいの設計は「どんな間取りがいいか」「どんなデザインにしようか」と具体的な形の要望をお客様にヒアリングすることから始めます。
しかしながら、家とはその後何十年も住まい続けるものです。アルスホームでは、現状の要望や趣味嗜好だけでは無く、お客様のライフスタイルから、本質的な価値観を捉え、将来像をお聞きし、お客様にとって「かけがえのない暮らしとは何か」を一緒に考え、共有します。

03.住まいづくりの方向性を複数の視点で検証します

設計とは要望を詰め込むことではありません。お客様が「日々の暮らしの中で何を大切にし、家族とどう向き合い、どんな人生を送りたいのか」そうした住まいづくりの目的と、優先すべきことを明確にし、設計指針として定める必要があります。
そうした大切なプロセスを、キャリアや性別も違う複数の設計者が、ディスカッションを重ね、多角的に検証します。

04.これらの内容を「コンセプトシート」としてご提案します

お客様から頂いた情報は一つひとつが貴重なものであり、様々な関連性があります。
これらの内容を整理し、住まいづくりの方向性を「コンセプトシート」としてまとめ、ご提案致します。

05.ご納得頂いた「コンセプト」を元に具体的なプランやデザインをご提案します

アルスホームには明確な商品シリーズがありません。
それは私達の住まいづくりが本来の意味でオーダーメイドである為です。
全てをお客様に合せて設計する為、具体的なプランやデザインを決定する際に、創り手と住まい手の方向性が食い違わないよう、事前にご納得頂いた「コンセプトシート」を元に、対話を重ねることが大切なのです。