性能・品質

<ZEH基準を満たす>
高断熱

高性能断熱材

高い断熱性能を持つ「フェノールフォーム」を床、壁、天井部分に標準採用

世界最高レベルの断熱性能:「フェノールフォーム」
プレウォールでは一般的な住宅に使用されている断熱材「グラスウール」にくらべて 約2倍の断熱効果をもつ「フェノールフォーム」を採用しています。 耐久性も高く、何年経っても変わらぬ断熱性能を誇ります。

■  断熱材別熱伝導率比較

断熱材 フェノール
フォーム
ポリスチレン
フォーム
ウレタン
フォーム
熱伝導率
(W/mK)
0.020 0.028 0.024

「熱伝導=熱の伝わりやすさ」 値が小さいほど熱が伝わりにくく、断熱性能が高い。

フェノールフォーム断熱材「ネオマフォーム」の特長
フェノールフォーム断熱材 ネオマフォーム
  • 高断熱性

    ネオマフォームは、トップクラスの断熱性能。 薄くても高いレベルの断熱性を発揮します。

  • 耐燃焼性能

    素材は強く燃えにくいフェノール樹脂。 火に当たると炭化し、燃焼時の発生ガスが少ないです。

  • 長期断熱性能

    長期にわたって高い断熱性能を維持するネオマフォーム。

  • 環境性能

    ノンフロン発泡。 リサイクルに取り組んでいます。

気泡が小さいから熱が伝わりにくい

断熱材は、気泡が小さいほど、輻射熱(赤外線)が跳ね返される回数が増えて、輻射による熱移動が少なくなり、熱が伝わりにくくなります。また、気泡が小さいと、対流もほとんど起きず、さらに熱が伝わりにくくなります。

▼ フェノールフォーム断熱材とポリスチレンフォーム断熱材の比較

長期断熱性能

最高レベルの断熱性能が劣化しにくい

気密性能

高性能断熱材を隙間をなくし熱を逃がさない
工場生産による高精度・高品質の壁パネル

省エネ性能

高断熱化により年間光熱費が削減できる

(最近のエネルギー価格の値上がり等を踏まえて設定した単価を用いた場合)

プレウォールの住宅は光熱費も節約できます。家庭⽣活において消費するエネルギーの⼤部分を占めるのは暖房(11~4月)。 プレウォールの住宅なら⼀般住宅に⽐べて、暖房にかかるエネルギーを抑えることができるため、光熱費もぐっと安くなります。

アルスホームの断熱性能は、省エネ基準より高いレベルの ZEH(ゼッチ)基準を実現しています。断熱性能を高めることで冷暖房効率が上がり室内に寒暖差が生じにくく、一年を通して快適にお過ごしいただけます。

<大地震が起きても住み続けられる>
高耐震

高耐震工法

繰り返しの揺れに強い高耐震工法:「プレウォール工法」

軸組と床・壁パネル組み合わせた、高耐震パネル「プレウォール」

独自開発の「真壁サンドイッチ構造」により、高い耐震性を実現。
壁倍率3.3倍、5倍で設計が可能です。
「プレウォール」は、耐力壁をバランスよく配置する「モノコック構造」。
高い耐震性の実現に最適な建築構造です。

耐力壁繰り返し強度比較実験

他の工法と比較し「プレウォール工法」の強さが実験データで証明されています
強度の低下が少ない構造

1回の地震で受けるダメージが極めて少なく、10回連続の揺れの後でも強度が確保されます。

三次元実大振動実験

プレウォールの耐震性を 三次元実大振動実験にて証明

[実験内容]
積雪1mを想定した積雪荷重を10トン、積載荷重を8トン、合計18トンの荷重をかけた状態で、震度7を2回、震度6弱を8回、合計10回の加震に耐えられました。

※試験体は構造体のみ。
実際の建物では石膏ボードの強度も加わり、より一層強い構造となります。

▼ 三次元実大振動実験(2016年5月6日大林組技術研究所にて実施)


加振最大速度
818 gal

過去もっとも被害の大きかった、阪神淡路大震災にて観測された、同レベルの地震波で検証。

積雪1mを想定
積雪
荷重
10 トン 業界初

積雪1mを想定し、小屋10.12トン、2階床7.92トンの、鉄板のおもりを設置。

震度7・震度6弱
連続
加振回数
10

震度7(JMA神戸波100%)2回、震度6弱(JMA神戸波50%)8回、合計10回の加振に耐えられました。

制震ダンパー

制震ダンパーが地震の揺れを吸収:「プレウォールTX」
鋼製アーム制震ダンパー
プレウォール工法専用・制震金物

特殊形状の鋼製アームによる制震機能により、揺れにブレーキをかけて、変形を抑えます。

20年の地震性能保証付き

一般社団法人ハウスワランティによる最大600万円の地震性能保証が受けられます。

他工法と比べ、 優れた耐震性と制震性を実証

プレウォールTX搭載の試験体と、一般的な耐力壁とを比較。 同条件下で振動実験を行いました。タスキ筋かい・大壁合板は繰り返しの揺れに対し、変形を抑える事ができません。一方、プレウォールTXは優れた耐震性と制震性を発揮し繰り返しの振動に対し効果を発揮しています。

▲プレウォールTXは、建物の変形を軽減し粘り強く揺れを抑え続けます。

地盤の揺れやすさを見える化

地震の揺れやすさを測定する最新の耐震設計①:「地盤微動探査」

従来の一般的な地盤調査では、地震が起きた際の「揺れやすさ」を予測することは不可能でした。アルスホームでは「地盤微動探査」によって、建築地の「地盤の揺れやすさ」を測定し、最適な耐震設計を行います。

地盤の揺れやすさによって 震度6の揺れが震度7の揺れに増幅する場合があります

家を建てる場所の地盤の揺れやすさを測定することによって、建物の耐震性能等の設計を考慮することができ、地震に強い家づくりを可能にします。

▼ 地盤の揺れを見える化し最適な耐震設計を行います

倒壊シミュレーション

地震の揺れやすさを測定する最新の耐震設計②:「ウォールスタット」

建築地の「地盤の揺れやすさ」の状況によって、建築前の図面段階で実大振動実験と同様の検証を、木造住宅の倒壊解析ソフトウェア「ウォールスタット」を用いて行います。

ウォールスタットを使えば、パソコン上で木造住宅の数値解析モデルを作成し、実大振動実験のように地震動を与え、最先端の計算理論に基づいたシミュレーションを行うことで、変形の大きさ、損傷状況、倒壊の有無を視覚的に確認することが可能となります。 

▼ 「プレウォール工法」は他の工法と比較し耐震性能の高さが証明されています

地盤の揺れやすさ、屋根にかかる荷重、建築工法等、一邸一邸異なる建築条件を反映させた倒壊シミュレーションができます。

▼ 大地震から人・財産を守る「三位一体工法」を採用しています

<30年長期保証を実現する>
高耐久

長期保証制度

アルスホーム安心の 30年長期保証制度

※定期訪問・定期診断以外に巡回訪問も行います

長期優良住宅

アルスホームの住まいは、内と外を大開口サッシで一体化した拡がりある空間提案を基本としながら、長期に渡り住み続けられる耐久性を持った性能を、基本仕様としています。

  • 地震に強い

    耐震等級 3等級

  • 断熱性が高い

    断熱等性能等級 5等級

  • 長持ちする

    劣化対策 3等級

  • メンテナンスしやすい

    維持管理等級 3等級

永く住み続けられる家として認定された「長期優良住宅※」を基本性能としています
※認定には第三者機関への申請が必要です。

木材加工

公的機関が認めた工場で生産しています

プレウォールの生産工場は、高品質の証といえる認定を受けています。

「建築物性能認定事業登録規定」審査、(公財)日本住宅・木材技術センター認定「木造住宅合理化システム」

(公財)日本住宅・木材技術センター認定「AQ認証」(対象:耐久性能機械プレカット部材)

工場生産が可能にした高精度な木構造

部材調達、構造設計、プレカット加工、パネル生産までを、オートメーションシステムを導入した一貫体制で実施。 現場作業ではできない高品質・高精度な構造パネルによって設計性能を100%発揮することが可能です。

専用ラインで
部材加工・パネル生産

一棟ごとに異なる部材を効率的に加工できるプレカットラインと、プレカットした部材をプレウォールに仕上げるパネルラインを専用で設置。 従来は職人の熟練技術に依存していた高精度な加工を短期間に仕上げ確かな品質の製品を安定的に供給しています。

高耐久性能

北陸の気候風土に合った高耐久性能

万全の湿気・結露対策:
家の寿命を縮めるのは、壁体内に入りこんだ湿気と、それが冷やされてできる結露です。 プレウォールは内部結露をさせない設計で、目に見えない壁の中を乾燥させた状態に保ち、腐朽菌やシロアリの発生を効果的に抑制。 いつまでも住まいを丈夫で健康な状態に保ちます。

湿気を通さないフェノールフォーム

プレウォールの最大の特徴は抜群の断熱性能を持つ断熱材「フェノールフォーム」を採用している事です。 このフェノールフォームは、一般的な断熱材である繊維系断熱材の欠点である吸水性の心配がありません。 内部結露もおきないため、家は長持ちします。

▼ 断熱材の吸水実験
一般的な断熱材である繊維系断熱材に対し、フェノールフォームは水に浮き続けています。

通気工法

壁体内で結露させない

結露を防ぐため、プレウォールでは壁の中の湿気を外に排出する「通気層」と「小屋裏換気スリット」を採用。 壁体内通気層が空気を流動させ、小屋裏換気スリットが湿気を排出。また通気層は、 雨漏りの原因ともいわれる室内と室外の気圧の差を少なくする効果もあります。

床下換気

湿気がこもりにくい基礎パッキン工法

風上から風下へ、床下を自然換気で風が通り抜けるため、湿気がこもらず、シロアリを寄せ付けない環境を保ちます。

室内換気

計画換気で家の中の空気を循環させる
気密性が高いから、計画的に換気ができます。