【石川】お客様インタビュー|中庭と一体化した家族空間で団欒を愉しむ平屋
[2024年07月記事作成]
2021年お引渡し|石川県|I様
中庭と一体化した家族空間で団欒を愉しむ平屋
I様ご家族がアルスホームの展示場に初めて訪れたのは2020年のこと。当時住んでいた賃貸への住宅補助がなくなることをきっかけに、家づくりを開始した。
「当初は平屋に住むイメージはありませんでした。高い印象があったので。」とご主人。奥様も「防犯的にも平屋は心配なイメージがあって、できれば2階建てがいいと思っていました。」とご夫妻ともに平屋に住むことになるとは思っていなかったという。
間口の広い土地に合わせて設計された、シンプルさが際立つ伸びやかな佇まいの外観。
雨の日は深い軒の出により、車から降りた後も濡れずに室内に入りやすいよう設計されている。
住宅会社選びの決め手は担当者
土地探しをする前に、合計5社の住宅会社を検討したというI様ご夫妻。
「住宅会社を選ぶときは構造の強さや設計の自由度などに注目していました。でも最終的には担当者の方がどれだけ寄り添ってくれていたかが決め手になりました。」とご主人。
家づくりを開始したころ、コロナ禍によって土地探しも満足にできなかった時期があった。そんな時、アルスホームの営業担当は現地とご夫妻のアパートをリモートでつなぎ、オンラインでの商談を積極的に行った。「そこまでやってくれる人はなかなかいないと思いました。」と当時を振り返る。
玄関から中庭へと続く通り土間。木質化した天井から落ちる間接照明の光が吹付けの壁面を照らす。
造作の玄関収納と手洗いが一体化したことで空間に統一感が生まれている。手洗いはこだわりのインテリアでコーディネートされている。
土地活用と平屋
家づくり当初は平屋の考えはなかったというI様が、最終的になぜ平屋を建てることになったのだろう。
その理由の一つに土地活用の視点があったという。「土地を選ぶ際にこだわったのは、融雪があるか、職場からの距離、実家との距離、大きさです。住みたいエリアは決まっていました。」その条件で見つかったのが、今の200坪以上ある土地だった。「土地が広かったので、2階建てを建てると広い土地にポツンと家があるようでバランスが悪いと思いました。そこでアルスホームから提案されたのは平屋の住まいでした。」
清掃が行き届いているLDK。床材は清掃性にも優れている素材を採用している。
家族4人が座っても余裕のあるゆったりとしたソファ。お掃除ロボットが掃除しやすい高さにオーダー。
廊下には収納やワークスペースなどが配置され、デッドスペースは無い。背面のクロスには磁石がつくため、掲示板として使われている。
ワークスペースはキッチンと横並びで続いているため、机に向かう子供の様子もよくわかる。
ご主人の趣味は写真撮影と編集。子供と並んでゆったり机に向かえる広さを確保。
アルスホームから提案したのは2種類の平屋のプラン。平屋のプランはご夫妻にとって思ってもみない提案だったが、ご夫妻の暮らしへのこだわりを随所に感じることができた。「新しい家では、なるべく汚れを持ち込まないようにして、掃除がしやすくしたいと思っていました。その点、平屋は段差がないしシンプルな空間になっているから、お掃除ロボットをフル活用できていいと思いました。」とご主人。また、中庭を挟んで子供部屋が見える空間デザインも気に入っているという。「家族の様子がどこに居ても感じられて、それも平屋にしてよかったところだと思います。」とお話しいただいた。
防犯と平屋
平屋にすることで防犯への懸念があったという奥様。その解決策として、大きな中庭を住まいの中心に配置し、俯瞰するとロの字型になる平屋を提案した。中庭は外から侵入できないようになっている。これにより、『防犯対策・プライバシー性の確保』と『開放感』を両立した。
建物で囲われた中庭でサッカーを楽しむ様子。LDKからも大開口サッシを介してゆるやかにつながる空間デザイン。
LDKから中庭を挟んで子供部屋の様子を見ることができる。
子供部屋は将来間仕切壁を施工して2部屋にする予定。
住まいの中心にある中庭
中庭の中心には人工芝が張られ、それをタイルデッキで囲っている。タイルデッキでは深い軒の出によって強い日差しや多少の雨を気にせずバーベキューなどのアウトドアを愉しむことができる。また、お子様たちがご主人とサッカーを愉しむ姿もLDKから眺めることができる。「年始の震災の影響で、近所の公園が隆起して使用禁止になりました。でも我が家には中庭があるので、子供たちが外で自由に遊ぶことができます。中庭から外に出ることもできないので、親としては安心して様子を見ていられます」とご主人。奥様からは「子供たちが中庭でプールをするときにすぐに用意できるよう、お湯が出る水栓を取付けました。オキシ漬けをするときにも便利です。」とこだわりをお聞かせいただいた。
住まいの中心に中庭があることで、家族が中庭を介してつながり、内外一体の暮らしを愉しむことができるI様邸。「この家で育つ子供たちはどんなふうに成長するだろう」とご夫妻は顔を見合わせる。家族の様子をどこに居ても感じられるこの平屋の住まいで、家族との時間を大切に育むI様の暮らしは、まさに「上質な日常を愉しむ」というアルスホームの住まいのテーマと重なる。これからも家族ひとりひとりがお互いを大切に想い合いながら暮らしを育んでいくのだろう。
家族4人分の衣服が収納されているウォークインクローゼット。奥には脱衣室と浴室が続く。
中庭に隣接した外部収納。ご主人のアウトドア用品が整理整頓されている。また、温水が出る水栓は冬の凍結・破裂防止のため収納内に取付けられている。