暮らしのインタビュー

【福井】お客様インタビュー|オープンテラスで「家時間」を豊かに過ごす家

[2021年4月記事作成]


2021年お引渡し|福井市|O様邸
オープンテラスで「家時間」を豊かに過ごす家


ご結婚を機に家づくりを考えはじめたO様ご夫妻。
たくさんのハウスメーカーの内見会に参加したが、なかなかこれといった提案に巡り合うことができなかった。
そういった日々を過ごす中で、お正月の「家の森展示場」に足を運びそれぞれのハウスメーカーを眺めていた時、アルスホーム展示場の外観が目に留まった。

玄関を入ると、笑顔で迎えてくれたのが営業担当の大河さん。
他のハウスメーカーでは、年齢が若いということもありまともに案内をしてくれない営業担当もいたというが、「大河さんは違いました」とご夫妻。
ご案内をはじめてすぐに、アルスホームの特徴でもある広々とした中庭を目の当たりにして、「こういう考え方があるんだ」と驚かれたという。


奥様のご実家は庭を広くとられており、自転車が乗れるくらいの広さであった。
庭を広くするには、広い敷地が必要だと思い込んでいた。
「塀で家を囲む考えはありませんでした。」と奥様。
“囲われた中庭”との出会いで、バーベキューや子供の水遊びに使えて、部屋着でも中庭で寛げるような暮らしがしたい。と具体的なイメージが沸き、家づくりへの意欲が一気に増したという。
それからは他のハウスメーカーの見学会やプラン提案を受けても、アルスホームの中庭を超えるものはなかった。
「他社さんの営業に話をしても“囲われた中庭”というキーワードにピンと来ていないな、と感じることが多かった」とO様。
自分たちがしたい暮らしは部屋着でもカーテンを開け放して、中庭で寛げる家で実現する。そのコンセプトを本当に理解してもらえたのは、アルスホームだけだった。


アルスホームの家に住みたい、という思いははっきりしたが、プランは設計申込後にしか見ることはできない。そこに怖さもあったという。
しかし営業担当の大河さんは、自分たちの問いかけに100%答えてくれ、説明も納得できるまでしてくれた。
若い自分たちにも“囲われた中庭”がある家を建てることができるのか?という問いかけにも、極めて現実的な提案で安心させてくれ、自分たちにもできるという自信を与えてくれた。


そういった積み重ねがO様の信頼を得、アルスホームでの本格的な家づくりがスタートした。
設計担当は織田大原さん。O様邸の敷地の条件に合わせてさまざまな検討を重ね、最適なプランを導き出した。
アルスホームのプラン提案は、コンセプトプレゼンから始まる。
なぜこの家の形になったのか?という事を順序だてて説明することで、オーナー様の納得度も増す。
「織田大原さんは、これしかできないとか、仕方ないとか、そういったことを一回も言われませんでした」とご主人。
前述したように、様々なハウスメーカーのプラン提案を受けたO様ご夫妻。
アルスホーム以外の会社では設計士が直接説明をしてくれることはなかったという。
プランで疑問に思ったことを聞いても「こうするしかない」と話を聞いてくれないこともあった。
「織田大原さんのプランはそもそも疑問に思うところがないくらい自分たちの要望を叶えてくれていました」
プランでこだわったところは何といっても“囲われた中庭”。そしてそれを中心として構成された、“家族の気配がどこに居ても感じられるLDK”だった。


例えばキッチンに立つと、リビングに居る家族の顔が見えない、そういった間取りにさみしさを感じると奥様は言う。
「声をかけて、すぐ返事が来るような距離感で暮らしたいと思ったんです」。
今の住まいに引っ越してからは、テレビを見る時間が1日平均1時間程度と、極端に減った。
「その代わりに、中庭を夫婦でぼんやり眺める時間が増えたんです。」と奥様。
他にも食事に時間をかけたり、晩酌を愉しんだりと、一緒に過ごす時間が増え、暮らし方が賃貸の時とは大きく変化した。
住み始めてからわかったことだが、キッチンを通る動線としたことで、片づけをこまめにするようになり、いつもきれいな状態が保たれているという。
「これも狙って設計されたのかな」と織田大原さんの設計力にご満足いただけているようだ。


「“囲われた中庭”といっても、やっぱり壁が高すぎるかな?」と感じたり「隣の2階ベランダからの視線や、斜め前のアパートからの視線も気になるかも」と思ったりもしたが、「織田大原さんの設計を信じて正解でした」とご夫婦。
中庭の正面にあるダイニングに座った時、ちょうど視線が切れて周りの家が気にならなくなる。そういった調整もこちらから言わなくても自然にプランに盛り込んでくれる配慮に設計力の高さを感じた。



「この間は起きてすぐバーベキューをしました。部屋着でも全く気になりません」と中庭のある暮らしを満喫している様子だ。


工事中のことを振り返って、工事担当の安田さんからの毎週届く進捗LINEを楽しみにしていたとO様。
1回の報告に、10分、15分くらいの時間をかけて、16枚程の写真と文章を送ってくれているんだと思うと、本当に安田さんに工事を担当していただいてよかったとお話しいただいた。


最後に、「家をつくるとき、どうしてもやりたいことを一つだけ決め、コンセプトを夫婦で共有した。ゆずれないところを一つ決めると、軸がぶれず、家づくりを夫婦で協力して進めることができた。妥協は絶対したくなかったので、そういった想いを一つ残らず聞いてくれる、そんな住宅会社に巡り合うことが家づくりにおいてとても重要」と笑顔で話すO様ご夫妻だった。


▲キッチン前の収納。
ご夫婦の共通の趣味であるDVDや、ご主人の勉強道具など、必要な時にすぐに取り出すことができ、また片づけられるようになっている。



▲キッチン横のパントリー。
コストコで買い物を良くするという事で、設計の時点で冷凍庫の配置場所も相談することにより、使いやすい家事動線となった。



▲洗面脱衣室・ランドリーの動線。
収納しやすく出しやすい。片付けがスムーズにでき、散らかることがない。



▲工事中の様子をO様自ら撮影。
家づくりのわくわく感が伝わってくる。

設計担当からの一言

O様ご夫妻の敷地は交通量の多い道路から少し入ったところにあります。
そのため、少しでも落ち着きある穏やかな暮らしを提案する必要があると考えました。
具体的には、ご夫妻のご要望にもあった“囲われた中庭”の配置位置です。
交通量の多い道路側ではなく、あえて住宅街に向けることで、その要件を満たしました。
また、隣家の柿の木など、立派な植栽がありましたので、それらもO様ご夫妻の庭に取り入れることはできないかと考えました。
O様ご夫妻は本当に仲が良く、一緒に過ごす時間をとても大切にされておられました。
そのため過ごされるメインの場所のリビングは、落ち着きよりも、ご家族の様子がどこに居てもわかることを重要視しました。
植栽にもこだわられ、最後までどの部分も妥協することなく家づくりを愉しんでいただきました。
ご友人、ご家族がよくおうちに遊びに来られるという事で、ますます家時間を楽しく過ごしていただきたいと思います。