【石川】お客様インタビュー|気兼ねなく家時間を愉しむ奥行きのある家
[2023年11月記事作成]
2019年お引渡し|石川県|N様
気兼ねなく家時間を愉しむ奥行きのある家
JR小松駅から車で10分以内、田畑に囲まれた住宅地にN様邸はある。
「この土地は私の祖父から譲り受けました。もともとは納屋が建っていたのですが、家づくりをすると話したら快く譲ってくれた祖父には感謝しています。地盤も問題なく、地盤改良費用もかからなかったので、ほっとしました」と奥様。
東西に奥行きがあるその土地に合わせて設計された住まいは、住宅地に馴染む落ち着きのある外観に仕上がった。
玄関へと続く長いアプローチには緑豊かな植栽があり、進むごとに癒されていくような感覚を味わうことができる。
「家を持つ、という考えは初めから在りました。それは、しっかり世帯を持ちたいという夫婦共通の思いがあったからです」とN様。家づくりを進めるにあたり、利用したのは家づくりの相談カウンターだった。「自分たちの要望をスタッフの方にヒアリングしてもらい、その内容にあった住宅会社を3社紹介してもらいました。その中にアルスホームもありました」と当時を振り返る。さっそくご夫妻は、アルスホームの野々市展示場を訪れたという。
窓の高さを抑えることで、落ち着きがあるリビングを実現。
庭を壁で囲うことにより、外部からの視線が気にならない空間デザイン。日中もカーテンを開け放して過ごすことができる。
「野々市展示場はあったかい雰囲気で落ち着きがあり、私たちが家に求める寛ぎや癒しがありました。営業担当の小田さんからの説明も良くて、アルスホームで家づくりをしたいと考えるようになりました」と奥様。
N様の家づくりのベースにあるのは「癒し」というキーワード。仕事で感じる日々の緊張感を、家の中では緩めて安らげるような、癒しを感じられる住まいをご提案したいとアルスホームは考えた。
木製サッシにより、お庭とおおらかにつながるダイニング・キッチン。
ダイニング側の作業台は、N様に合わせたオーダーメイド。
家づくりを進める中で、ご主人が注目したのは「耐震」などの家の強さに関わる部分だった。
アルスホームが標準採用している「プレウォール工法」のことがよく分かるショールーム「ウッドリンク・ラボ」(富山県射水市)では、等身大パネルによる実験や展示などがあり、北陸の家づくりにおいてプレウォール工法が優れている点を知ることができる。ウッドリンク・ラボを見学することでご主人にもご安心頂けた。
営業担当・小田の案内で、ご夫妻は富山の展示場にも訪れた。その展示場は住宅地に建てることを想定して造られており、家族空間に隣接した庭を建築塀でぐるりと囲み、外部からの視線を気にせず寛ぐことができる、開放感とプライバシー性を両立させた住まいだった。「この展示場を見て、ビビッときました。囲い壁(建築塀)やリビングとダイニングの間の段差、そして木製サッシの大開口など、まさにイメージ通りの住まいだったので」と奥様。
リビングを一段上げたことで、空間をゆるやかに分けている。活動的なダイニング・キッチンと、寛ぐためのリビング。暮らしに心地よいメリハリが生まれる。
ご夫妻の想いを汲み、設計士・番匠は新たにプランをご提案した。ご夫妻はそのプランをとても気に入ったという。「初期のプランは2階リビングでしたが、富山の展示場で受けた衝撃が大きくて。1階リビングのプランをすぐに気に入りました」とN様。
「相談カウンターではアルスホームの他に2社紹介されたので、見学に行ったりもしましたが、内観と外観の両方を気に入ったアルスホームで家づくりを進めることに決めました。完成見学会にもたくさん参加して、アルスホームの型にはまらないデザイン性にも惹かれました。アルスホームなら、私たちが作りたい家が建てられると感じました。」とアルスホームの設計力と提案力に期待していただき、アルスホームでの家づくりを決意した。
木の質感を随所に配置した、カフェの様な暖かい雰囲気のあるダイニング・キッチン。キッチンの壁面にはモルタル風のタイルを採用している。
N様が一番にこだわったのは、ダイニング・キッチン側にある床から天井までの高さがある木製サッシだった。富山の展示場で体感したような、開けたときの大開口や外とのつながりを自宅でも再現したいと考えた。
「庭ではバーベキューをしたり、座ってのんびりしたり。木製サッシを開け放して庭とダイニングを一体的にして寛いだりしています。また、LDKを挟むように庭がある事で、観葉植物を置かなくても緑に包まれているような、<癒し>と<抜け感>が感じられる空間も気に入っています」と奥様。
お天気の良い日は木製サッシを開け放してお庭で遊ぶことも。
家族の共有本棚には、さっと手に取りたいときに欲しいものが収納されている。
廊下の奥にはご主人希望の「仕事着専用クローゼット(スーパーマンロッカー)」と「書斎」が。廊下を歩くと仕事モードに切り替わる。
ナチュラルなデザインの洗面化粧台。広々として使いやすい。
「小田さんと番匠さんから、家づくりをするときは老後の事と、今の流行や趣味に囚われずにプランを考えたほうがいいとアドバイスをいただきました」とN様。「特に子供部屋については、勉強机も置かないような、必要最低限のスペースにしようと決めていました。子供部屋を充実させすぎると、部屋に閉じこもってしまう気がして。勉強は家族で使う学習部屋(書斎)で、寝るときは部屋で、寛ぐときはLDKで、というように、用途別に部屋を移動して過ごせるようにしたいと考えました。そうすれば、思春期の子供も自分の部屋に閉じこもりたいと思わないんじゃないかと思って」と子育ての想いを語ってくれた。
ある冬の日、雪が積もった中庭を木製サッシ越しに眺めている。タイトルは「人生初雪」。
子供がのびのびと健全に育っていけるよう、家づくりの段階から工夫することで、お子様の成長と共に変化していけるような柔軟性を住まいに持たせている。長期的視点に立ち、未来を見据えた家づくりをしたN様ご夫妻の、お子様への愛情の深さが感じられた。「子供が部屋を出た後は、寛げるスペースとしてリフォームしてもいいかなと思います。カーペットを敷いてセカンドリビングみたいにして使ったり、防音にして音楽を愉しんだり。これから何でもできるように考えています。」