問われる存在意義
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
週末は強烈な寒波で大雪のはずだったのですが、それほどでもないようです。
今年はあまり雪が降らないのかもしれません。
ところで先日、人材採用についての研究会に参加してまいりました。
その中で人材採用の全体像を深めることができ、とても有用な時間となりました。
今回興味深かったのが、人材マーケットの変化についてです。
大ざっぱに言えば、マス媒体に頼って母集団形成を大きく持つことが常道であった
人材採用の概念が変化しつつあるとの指摘がありました。
学生の動きも、メジャーな会社を希望する大きなトレンドが崩れ始めて、自分の物差しで
会社を選択し、自己実現できるかどうかという本質的な視点で会社を選ぶ学生が増えている
とのことでした。
従って、地方の中小企業でも資質の高いユニークな学生の採用チャンスは増えている
とのことです。
ここまで聞くと、一見我々にとってありがたい話に思えます。
しかし、その本質が問うところは我々のアイデンティティーなのです。
つまり、会社として存在意義やユニークなアイデンティティーを持っていなければ
誰にも伝わらず、その他多数の会社とともに埋没することを意味しています。
さらに、仮にアイデンティティーが明確であったとしても、自己矛盾を起こしていないかどうか、
厳しい目をもってチェックされるそうです。
つまり、役員から社員に至るまで立ち居振る舞いや姿勢も含めて
「そういう会社なのかどうか?」を厳しく見られているということです。
SNS等を中心に不特定多数の人にたくさんの情報提供ができる世の中です。
従って、広く伝えることができるという利便性の反面、「本当にそうかどうか?」
ということについては、たくさんの視線にさらされていることに留意する必要があります。
それぞれの会社の存在意義と他社との違いが本格的に問われる時代に入ってきました。
「アルスホームのユニークネスとは何か?」
「そのことを本気で行じているかどうか?」
人材採用とはまさしく、市場におけるダイレクトな通信簿になりつつあります。
「仕事を通じて人を育てる」アルスホーム企業理念1章です。
そのことそのものが評価されてるのだと受けとめ、気を引き締めて参ります。