不変は危険
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
最近、改めて世の中は常に変わっていくのだと
思わされた事例を紹介します。
まず、とある地方での裸祭りの話です。
裸祭りなので、当然これまでは女人禁制で
男性の下帯姿で祭りの運営が行われてきました。
しかし、ここ最近は男女平等の流れから
着衣の上で女性も参加できるものが増えてきているということです。
また、自分が車の修理の際にディーラーで新型車を見ていると
車作りも大きく変わっていることに気づきました。
特にプラスチックやフェイクレザー、フェイクウッドの
質感が飛躍的に向上しています。
ほぼフェイク感は皆無です。
むしろ、LED光源と組み合わせて未来感すら感じます。
ほんの5年ほど前までは、高級車において
プラスチックやフェイク素材は意匠として採用を避ける方向でした。
シートやステアリングは本革が定番でしたし、
ウッドパネルは本杢が定番素材として採用されていました。
しかし、環境問題や動物虐待の視点がクローズアップされると
かつての定番素材は環境に対して良からぬものとして見做され、
急速にフェイク素材に変わりつつあります。
前置きが長くなりました。
何を言いたいかと申しますと、世の中は常に良き方向へ
変わり続けていくものだということです。
ダーウィンは、進化論において強い者が生き残ったのではなく
環境変化に適応できた者が生き残ったのだとしています。
この進化論の指摘は今も通じる真理です。
逆にいえば、変わっていない=不変という状況は
危険のシグナルであるともいえます。
皆さんは自分の生活や仕事に「ずっと前からこうしている」
ということはありませんか?
それは思考停止の結果かもしれません。
自分にある「変わっていない」コトや状況に
気づくことができることが重要です。
周囲の環境は未来に向けて毎日少しずつ変化していきます。
時代の変化とのギャップが大きくならないうちに
アップデートする習慣を身に付けたいですね。