終活と集中
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
12月に入りグッと寒くなりました。
今年も残り1カ月です。充実した1カ月にしたいと思います。
さて、私どもアルスホームでは例年になく気ぜわしい年末を迎えております。
6月ごろから始めた社屋増床工事も先月末にようやく引越しまでが終わり、やっと
通常業務に集中できる体制が整いました。新しいオフィスで創造的な仕事ができればと思います。
さて、私の方は例年12月に行う業務テーマと申しますと、毎年年明けに行う方針発表会の
素案作りがあります。他にも人事考課や定例の会議があり気ぜわしい月なのですが、今年からは
階層別の研修なども入っているためスケジュールはタイトです。
私は毎年年始に必ず、「今年始めること」や「行ってみたいところ」、「見直すこと」などを考えて
スタートするのですが、「見直すこと」の一つで迷いながら現在12月まで結論を先延ばしにしてきたことがあります。
それは年賀状です。
最近は、年配の方の「終活」の一つとして年賀状のやり取りをやめる方が増えているそうです。
私の場合は、まだ50歳前ですので「終活」にはまだ早いのですが、毎年の年賀状のやり取りについて
疑問を持っていました。
年賀状の宛先の多くは、名刺交換をしたり、セミナーなどで知り合った経営者仲間がやり取りの相手です。
日本人的なスタンダードの発想からすると、一年に一回動静のやり取りを行い、お互いの
状況を知らせ、今年一年のお付き合いと健勝を願うというのが基本的な考え方かと思います。
しかし、よく考えてみると携帯電話があり、メールやSNSの手段もありながら普段は連絡をしない人たちと、
年1回、形式的に年賀状で交流することそのものに意味があるのかどうか考えるようになりました。
そういう疑問を持ちつつ、どうするかどうかは12月に入った時の心境で決めようと考えていました。
結論は「スパっと止める」です。
理由はいくつかありますが、50歳を前にして自分なりに意味を感じる時間の使い方を
しながら身軽に生きていきたいというのが一番大きな理由です。
また、最近ようやく自分に必要なモノや場所、時間が見えるようになってきました。
逆に世間の一般論ではなく、自分にとり不必要なモノや場所、時間、心地よくないコトも解ってきました。
そんな訳ですので新年をもって年賀状をやめたいと思います。
どのような文面にするかはこれから思案したいと思います。
(新社屋外観です。自ら明るい未来を創りたいと思います。)
長々と書きましたが、そんなことより集中すべき仕事がたくさんあります。
漸く仕上がった新しいオフィスにどのような未来の姿を描くのか?
今月一杯、集中して取り組み、残さず仕上げたいと思います。