山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

螺旋的回帰

  • 社長メッセージ
最終更新日:2024.03.30

皆さんこんにちは。

来週から4月で新年度入りです。
本格的な春の到来が楽しみです。

さて、新年度入りに合わせて
会社においては経営方針の発表があります。

新年度の経営方針には、企業建築家集団への
回帰を大きな柱として掲げております。

具体的には、企業建築家として相応しい技術の体得を追求し
高い技術を駆使した業務プロセスの再編成を計画しています。

回帰と言えど、これは仕事の仕方を
以前のやり方に戻すという単純なものではありません。

当然、外部環境や時代の要請に応えつつ、
令和の時代に相応しい再編成を行う必要があります。

田坂広志先生は、著書「使える弁証法」において
万物は螺旋的に発展すると記されています。

簡単に言えば、螺旋階段を上から見た場合、
円を描くことになり360度動けば
一周して元の位置に戻ったかのように見えます。

しかし、横方向から螺旋階段を見ると、
単に平面的に元の位置に戻るのではなく
高い位置に上がりつつ戻ることになります。

まさしく、イノベーションを通じて
螺旋的に原点回帰を図ることが経営方針の軸となります。

これまで積み重ねてきた住まい創りのノウハウや
新たな業務プロセス、組織運営技術を有機的に組み上げて
新たな付加価値体系を完成させたいと考えています。

毎年、想いを込めて創り上げる経営計画ですが
スタートする前から例年以上に手応えを感じています。

アルスホームの企業理念に「新しい技術に挑戦しよう」とあります。

経営を構成する様々な技術イノベーションに取り組み、
それらをさらに加速させて参ります。