学ぶとは真似ること
- 会長メッセージ
最終更新日:2024.05.01
学ぶとは真似ること
昔から「身体で覚える」とよく言いますが、実際にその通りなんですね。
理論もさることながら、体験することで覚えていく、ということでしょう。
何かを学ぼうとした時、テキストやマニュアルを読めばいい
と考えてしまう人、多いのではないでしょうか。
やっぱり座学で知識を得たい、と思いますよね。
しかし、本当に学びを定着させるには
「身体で覚える」ということが必要なんですね。
ちなみに、学ぶは古語のまねぶ(真似ぶ)からきているそうです。
能や歌舞伎など日本の芸能においては、
まず基本となる型を徹底的に真似ることから始まるのだとか。
お手本となる師匠の動きや所作、声の出し方などを真似ながら、
それを自分なりに分析・解釈しつつ、何度も繰り返し
師匠と同じようにできるようになるまで訓練する。
そうやっていくうちに、基本の型を意識しなくても
自然とできるようになるのでしょう。
私たちのような一般企業の従業員でも同じことだと思います。
先輩社員や上司は、
正しい基本のやり方をきちんと部下に見せること、
そして正しい理論を教えること、
この2つが求められます。
部下が真似たくなる姿、見せたいものですね。