隠れた志向
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
たまに暑い日がありますが、この先1週間はさわやかな陽気の予想です。
1日1日を大切に過ごしたいものです。
さて、私どもアルスホームの本社は今年増床工事を行うことになりました。
社員が増え、デスクスペースや諸機能の不足のため計画した次第です。
諸官庁の許認可が下り、ようやく今週から仮設工事が始まりました。
今週は仮玄関の工事を行っています、工事途中に玄関が使えなくなるため
現在ある坪庭を利用して出入り口を作ります。
話は変わりますが今回の工事が始まってからハタと気づいたことがあります。
自分は現在経営者という仕事をしていますがこれは小さい時からそうなりたいと考えてきました。
しかし40を過ぎたあたりからもう一度別の人生を送れるとしたら経営者以外でどのような
仕事に就きたいのか?と考えることが度々あります。
その答えはいつも同じで「医者」です。思い浮かぶ理由はいくつかありますが本当の理由は
何なのか自分でも深くは考えていませんでした。
今回の社屋増築工事が始まることによって新たな自分自身の志向に対して「発見」がありました。
それは工事が始まるとソワソワする自分がいるのです。
そういう自分に気付き記憶を辿ってみました。
まず最初にソワソワした自分の記憶は幼少期に育った家の近くの用水路改修工事に始まります。
単なる自然河川を農業用水河川に変えるための工事でした。
確か小学校2~3年生ぐらいだったかと思います。
重機が入り河川を掘り起こしたり、土盛りをしたり、鉄筋工事やコンクリート工事を経て
完成するのですが2~3カ月かかったと記憶していますが、その間学校の行きかえりにべったりと
現場に張り付いて詳細にそのプロセスを書き留めました。
たまたま夏休み期間だったので毎日1枚書かなければならない作文の宿題があったのですが、
その施工プロセスを観察した記録をすべて作文に置き換え提出したところ、あまりに詳細
過ぎて学校の先生に驚かれた想い出があります。
それ以降も様々な工事プロセスを今から思えばかなり強く興味を持って観察してきた自分がいます。
従って現在でも自宅のメンテナンスなども直ればOKではなく、直すプロセスそのものに非常に興味があります。
なぜ自分がモノが造られるプロセスに強く惹かれるのか・・・・
使う道具、職方の段取り、プロの技術・・・・どれも興味がありますが一番の面白みは
モノが造り上げられるまでのストーリー性にあるような気がします。
特に大型の工事であるダム工事や大型架橋現場を見ると過去と未来を結ぶ壮大なストーリー
が想起されとても感動しますし興奮します。
以前にも記しましたが私の父は大工でした。
気が付けば経営者としてですが同じ住宅を造る仕事をしています。
今まで気づいていませんでしたが自分自身にモノづくりに対する強い志向があるのかもしれないと思い始めました。
そう考えますと医者になることはできないにしても、注文住宅というモノづくりに携わりなおかつ幼き頃
からの経営者になるという想いが実現できたことはとても幸せなことだと思います。
「ライフワークとしての使命感を持とう」アルスホーム企業理念1章3項です。
改めてこの仕事に出会えた幸運に感謝し、使命感を持って努力してまいります。