「知的」
- 会長メッセージ
最終更新日:2024.06.01
「知的」
自分にインプットされた情報が整理されず、
バラバラな状態で頭の中にあるのが「無知」ということなのでしょうね。
一方で、その新しい情報同士、あるいは新たな情報と自分が持っている知識や経験とを
関連付けしたりして、新たな知見として自分のものにしていけるのが
「知的」と言えるのかもしれません。
自分の中で情報を複合的に組み合わせることが大事ですね。
お客様や社員同士のコミュニケーションにおいても同じことがいえると思います。
コミュニケーションは3つのスキルで組み立てられているそうです。
インプットスキル・処理スキル・アウトプットスキル
この中の処理スキルと言われるものが、情報を複合的に組み合わせる部分ですね。
インプットされた情報を大局観でながめながら、
その目的は何なのか、を明らかにするために自分の中で整理していく。
これを正しく行うためには、情報を正確に得る必要があります。
相手の言葉などに自分の思い込みや予測、想像を織り交ぜてインプットしてしまうと
情報そのものが正しいものではなくなり、その整理も違うものになってしまいますよね。
相手の話している言葉や表情、仕草などを興味深く傾聴したり観察したりして、
何のフィルターも通さずに、そのまま受け入れることが大切です。
正しい情報をより多く、より深く得ること、
そしてそれをきちんと整理して自分の中で理解すること。
これができれば相手との理解を深められますし、
更なる興味を持って質問、プレゼンが行えることで、
お互いの共感度合いも深まっていくでしょう。
「知的」であることって、とっても大切なんですね。