「大いなる何か」からの語りかけ
- 会長メッセージ
最終更新日:2024.06.30
「大いなる何か」からの語りかけ
この記事は田坂広志氏の言葉を引用すると、
「自分の人生は、大いなる何かに導かれている」
ということであり、
その存在を証明することはできない「大いなる何か」
からの語りかけは常に行われている、
ということなのでしょう。
そして残念ながら私たちはその語りかけを聴こうともせず、
むしろその声から耳を塞いでしまっているのですね。
人生において、良いこともあれば悪いこともあります。
とくに悪いことが起きた時、どのように受け止めるでしょうか。
「世の中が・・・」とか
「あの人が・・・」といったように
自分以外の何かにその原因を求めてしまう。
つまり他責でモノをとらえてしまいがちです。
「自分は間違っていない」「自分は正しい」
という自分のエゴの声で
「大いなる何か」の大切な声を
聴き逃さないようにしなければなりません。
すべてを自分自身の責任として「引き受ける」こと。
とても難しいことですが、それこそが「大いなる何か」からの
語りかけを聴く姿勢ができた、ということなのだと思います。
「起きた出来事は自分に何を教えようとしているのか」
「自分に何を学べと言っているのか」
そう考えると、
「人生で起こること、すべてに深い意味がある」
さらには
「人生で起こること、すべて良きこと」
と捉えることができるのですね。
日々の様々な出来事や結果の振り返りは、
すべて自分の責任と考える「引き受け」の修行。
とてもつらい修行ですが、この修行を行じることで
人として大きく成長できる、そう信じています。