「大局観」
- 会長メッセージ
最終更新日:2024.07.06
「大局観」
文字通り、「大局観」について書かれた記事ですね。
将棋に限らず、誰でも何か問題が発生したり、ピンチに陥ったりした時、
知らず知らずに視野狭窄に陥ってしまいがちです。
その状態で、早く解決したい、何とか危機を脱出したい、と
自分の中で解決策を組み立ててそれを実行しても、
大概想定外のことが起き、後手後手になって
かえって問題が大きくなってしまう、なんてもことも・・・
どんな時も落ち着いて、物事の全体像を把握すること、
そして、起きたことの「本質」は何かを考えることが大切です。
先入観や既成概念をとっぱらって、
起きた出来事を多角的に検証し、
枝葉末節にとらわれず、
根本的な原因を探ること。
そうした上で適切な対策は何かを検討すること。
言われてみればその通り、なのですが、これがなかなかできない。
ですから自分一人ではなく、上司や同僚と情報を共有し、
複数の視点や考え方から起きた物事を見るのがいいですね。
起きた物事を客観的にとらえ、
いろいろな切り口で考えることができますし、
原因の深堀りもより詳細に、
そして的確に行うことができるでしょう。
これを繰り返すことで、自分自身の大局観も
磨かれていくのではないでしょうか。
これもまた、一人一人の成長、なのですね。