山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

新たな課題

  • 社長メッセージ
最終更新日:2019.11.19

皆さんこんにちは。

今日は雲ひとつない秋晴れです。
立冬を過ぎたので、貴重な残り少ない晴れ間です。

さて、今回はガバナンスをテーマに考えてみたいと思います。

と言うのも、今日の朝の新聞に県知事の4選についての記事を見たのと、
某一部上場建設会社が役員定年制の導入を決めた記事がありました。

長く組織のトップとして居続けると、弊害が出やすいのは周知の事実です。
某自動車メーカーのトップ話然り、枚挙にいとまがありません。

これまでも長期政権の弊害については認識していましたが、
今日これらの記事を見て、ふとあることに気付きました。

それは、我々アルスホームにも当てはまるのではないかと。

早いもので、社長就任以降すでに七年目に入りました。
まだまだ長期とは言えませんが、当分の間、社長を交代するプランはありません。

大手企業によく見受けられる、任期2期4年で社長が交代する等の慣習はありません。

従って、私はこの後も不祥事を引き起こすつもりは毛頭ありませんが、
長期政権が基本路線である以上、リスクに対する準備と客観的担保は必要です。

では、現在のガバナンス機能の所在はどこか?考えてみました。

アルスホームの場合、現時点では持株会社の役員会が
その役割を引き受けている状況にあります。

ただ、持株会社の役員は、事業会社の役員を兼務していますので
ガバナンスという視点では、客観性と厳格性に若干欠けるのではないかと思い始めた次第です。

常に、ステークホルダーに対し、公正で誠実な対応を心がけている会社だと自負していますが、
役員の良識のみに委ねるのではなく、客観性を担保する機能を強化する必要性を感じました。

色々な課題や現実があるために複雑な問題なので、あえて詳細は割愛致しますが、
将来に向け、今、我々が果たすべき責任を考えてみたときに、
まだまだたくさんの課題があると痛感した次第です。

いつまでも「良き市民」として存在し続ける会社でありたいと願っています。

今朝の新聞を見て、新たな課題を認識しました。