皆さんこんにちは。

今回のテーマは「田舎暮らし」を取り上げてみます。

まず「田舎暮らし」と聞いて何を思い浮かべますか？

多忙から逃れてのんびりと暮らす・・・
自然に恵まれた環境で暮らす・・・
水や食べ物が美味しい・・・

人によってはさまざまな回答がありそうです。

概ね、穏やかな印象を持たれるのではないでしょうか？

私は学生時代を東京で過ごしていたのですが、
あまり都会での暮らしに馴染むことはありませんでした。

人ごみや満員電車、目まぐるしい時間の流れと喧騒・・・

田舎で育ったためか、東京で生活していると
常に緩むことがない忙しさを感じ、
ずっと生活する場所ではないと感じていました。

その後、就職で富山に戻って以降30年以上が経過しました。
今も富山での暮らしに満足しています。

そこで、田舎暮らしの魅力について考えてみました。

まず第一に自然豊かな風景です。

常に田園や山並みが見えて、長い距離を見渡すことができる自然環境が好きです。

それは、住まいについても同じことが言えます。

広めの住環境でのびのびとした暮らしが可能です。

次に気に入っているのが緩やかな時間の流れです。

これについては、1日24時間という条件は都会と同じなのですが、
どこか田舎はのんびりとした流れを感じます。

こののんびり感はどこから来るのか考えてみると、
田舎暮らしの本質が見えてきます。

それは不便さにあるのではないでしょうか？

都会では、ありとあらゆる商品とサービスが手に入ります。

極論を言えば、お金さえ払えば全て自分が動かなくても
サービスを享受して生活を完結することが可能です。

よく言えば便利この上ない環境とも言えます。

反対に、田舎は都会と比べるとあらゆる点で利便性は劣ります。

従って「自分でやらなければならない」ことがとても多くなります。

都会の人に言わせると「不便」と言うことになるのですが、
私はそこに日々の充実感を感じるのです。

自分の暮らしに手間暇をかけて丁寧に暮らす・・・

のびのびとした住環境と日々の暮らしへの
愛着に田舎暮らしの豊かさの本質があります。

アルスホームの商品コンセプトは
「上質な日常を愉しむ」です。

家族それぞれの心豊かな時間は何かを突き詰め、
1邸1邸しっかりと織り込みたいと考えています。

そして、それらの住まいが地域の風景となる仕事に取り組んで参ります。