祈り
- 会長メッセージ
最終更新日:2024.08.04
祈り
誰でも様々な逆境から逃れたいと思いますし、
そんな時には神仏に祈ること、ありますよね。
また、その逆境を乗り越えることができた時、
神仏に祈り、感謝するのですね。
しかし逆境にあって神仏に祈るばかりでは、
状況は何も変わりません。
現状を正しく受け止め、
どうすれば打開できるかを考え、努力する。
周りの人たちのサポートももらいながら、
これまでの自分の考え方・やり方を大きく変更することもあるでしょうし、
新しいことを取り入れることもあるでしょう。
それらの積み重ねによる充実感、達成感によって
自分を信じることができ、
結果として逆境を乗り越えられるのですね。
そこから祈りを捧げた神仏への感謝の念が出てくる。
そう考えると、神仏に祈りを捧げ、神仏に感謝するということは、
自分自身への祈りであり、自分自身への感謝でもある、と思うのです。
神仏は自分の中に宿っている、と考えるとわかりやすいですし、
田坂広志氏の言う、「賢明なもう一人の自分」も
この自分の中の神仏、といえるかもしれませんね。
神仏への祈りは賢明なもう一人の自分との対話。
また、新しい発見ができました。