原野 省三
アルスホーム株式会社
代表取締役会長
原野 省三

曇りのない眼

  • 会長メッセージ
最終更新日:2024.10.07


曇りのない眼

反省というと、失敗した後に行うものと考えてしまいがちですよね。
勝利した後の反省って素晴らしいと思います。

自分自身の投球内容を冷静に客観的に見ることで
現在の自分の能力を確認するとともに、
次の課題は何かを考えるということでしょう。

そしてその課題をクリアし、
成長した自分を想像できることが幸せなのかもしれませんね。

この、「曇りのない眼で考える時間」は
私のブログでたびたび書いている、田坂広志氏のいう
「賢明なもう一人の自分との対話」
を日々行うことと同義だと思います。

その日の自分自身がどう考え、どう動いたか。
自分の動きに対して、相手はどう反応し、どう答えたか。
自分が相手の立場だったら、どう考えただろうか・・・
そんなことを振り返り、もう一度のそのシーンを追体験しながら
自問自答していると、賢明なもう一人の自分が現れてくるのです。

何が良かったのか、何が悪かったのか。
次も同じようにするべきなのか、変えるべきなのか。
より成長するための次の課題は何なのか。

様々な自分自身への質問に対して、
賢明なもう一人の自分は、すぐに答えを返してくれる時もあれば
しばらくしないと答えてくれないときもあります。

この賢明なもう一人の自分との対話は、
何度も繰り返し行わなければ、
自分の中に現れてはくれません。

毎日の曇りのない眼での振り返り、とっても大事ですね。