皆さんこんにちは。

今回は社長業について記します。

11月に入るとともに、来年の仕事初めに発表する
新年方針の検討が始まります。

毎年それなりに頭を捻っては何度も行きつ戻りつ
精度を上げていくプロセスを辿ります。

しかし、この方針を定めるプロセスこそ社長業の醍醐味です。

まさしく、真っ白なキャンバスに描くありたい姿の基本構想、
つまりはグランドデザインを描けるのは社長という職務にある人だけです。

話は変わりますが、私は幼少期から
人に指図されることをひどく嫌う子供でした。

その性質は大人になった今も変わりません。

従って、自分の采配で自由にデザインを考えることができる
この社長という職務は私にとっては天職であり、
幼少期からの自身の志向と誠に相性がいいのです。

そうした、自身では非常にやりがいを感じている社長業なのですが
新たな楽しみを見出しつつあります。

それは、社長になり今年で12年目になるのですが、
もう一回りの10年前後で実現したい
新しい経営のコンセプトが具体化しつつあることです。

これについては順次、経営計画として
具体化させていきたいと考えています。

また、もう一つの試みとして社長という職務を
社員がチャレンジできるオープンなポジションにすることを考えています。

これまでは、極めて限られた人のポジションとして捉えられてきました。

最初から誰もがなれないと考えていたら
そのポジションに必要な能力やスキルを
誰も身につけようと考えることはないのではないでしょうか？

複数の人がオープンな形で社長という職務を目指すことにより、
多様な経験を経て飛躍的な成長を実現したいと考えています。

組織の上位者の能力、スキルの大幅な底上げは
必然的に組織全体の底上げに直結します。

今後は、キャリアパスの一つとして社長という職務を目指せるよう
制度を整えていきたいと考えています。

一人一人がありたい姿を見出せるとともに、
多様な機会を提供できる会社を目指して参ります。