一人前

芸も仕事も同じことですね。

自分で「この仕事はできるようになった」と思えるようになれば。
あるいは上司に自分の仕事に合格がでれば
自分は一人前、と思っている人がとても多いのではないでしょうか。

しかし実は、そのレベルではまだまだ半人前、なのですね。

同僚や上司などからOK、といわれた自分の仕事に対して
「自分はできている」
「もう自分はできる」
と思ってしまうと、そこで満足してしまい、
それ以上の仕事の品質は高まらないでしょう。

一通りの仕事はそつなくこなせるようになり、
上司や同僚から仕事の結果を認められたとしても、
その良い評価を受けられるようになったところが
本当の一人前へのスタートライン、なのですね。

自分自身で自分の仕事を振り返り、
自分の仕事の粗さやチェックの甘さ、時間のかけ具合など
「ここが良くなかった」
「もっとこうすればよかった」
と様々なところの精度や出来栄えについて
自分の未熟さを自分で感じられる人。

そしてそんな自分の未熟なところを解決しようと努力し、
仕事の品質をどんどん高めていことする。

そんな人が一人前といえるのでしょう。

一人前、そして仕事の深さというものについて
改めて理解することができました。