唯一無二
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今回はブランドの価値について記します。
先日、テレビでとあるラーメン店の話が紹介されていました。
そのラーメン店は開店前から行列ができ、
常に行列に並ばなければ食べられないそうです。
そこで、近所にもお客様にも迷惑をおかけするとして
その店が導入したのが時間帯別の入店券です。
その金額は500円だそうです。
つまり、一杯千数百円のラーメンのお代とは別に
500円を支払うことになるわけです。
話は単純ですが、入店券のお代500円が意味するところは
非常に示唆に富んでいます。
ある見方をすれば待たなくて良いという時間、
つまりは経済的合理性を買っているとも言えます。
また、別の見方をすれば食事代に加えて500円を支払ってでも
食べたい価値があるとも言えます。
そして、その本質を掘り下げていくと一点に辿り着きます。
それは、「唯一無二」というブランド価値です。
他と比べることができないという魅力は、
経済合理性という範疇の価値を超えて
エモーショナルな衝動的価値を有します。
我々アルスホームは、オーダーメードの住まいづくりを標榜し、
良いブランドイメージの形成を心掛けてきました。
今後はさらにその取り組みを加速させたいと思います。
具体的には、住まいという物理的価値に意味的価値を加え、
さらには創り住まう過程における体験的価値を組み合わせた
アルスホームならではの価値体系を検討しています。
そして、それらを組織的なロジックに置き換えて
業務品質として落とし込まなければなりません。
まさに、お客様に「唯一無二」という
エモーショナルな価値提供が実現できるよう取り組んで参ります。