言葉の強さ
- 会長メッセージ
最終更新日:2025.02.10
言葉の強さ
感情が昂ったままでの言葉って、強烈になりがちですね。
売り言葉に買い言葉、というように、
こちらが強い言葉で投げかけてしまうと
相手からもさらに強い言葉や口調で反撃され、
その繰り返しによって互いの関係が非常に悪くなることも。
自身が一旦感情的になってしまうと
感情のコントロールができず、
相手が冷静であろうとなかろうと、
相手の言葉を正しく受け止められなくなってしまうのですね。
今はSNSで個人の主義や主張を自由に投稿することができます。
自分の名前を明らかにして、
その上で節度を持って投稿するのであればいいのですが、
匿名で何の責任も感じないまま、
強い言葉での誹謗中傷が大きな問題になっています。
どんな場面でも自分の言葉に責任を持つことが
求められるのではないでしょうか。
強い言葉を使うのであれば、
それに対する責任が発信する側にあるのではないでしょうか。
もちろん何でもかんでも、強い言葉よりも控え目がいい、
というわけではありません。
しかし、ただ感情的な言葉、無責任な言葉は、
相手にとっても自分にとってもなんのメリットもないのですね。
強い言葉で誹謗中傷し、留飲を下げていると言っても、
実はその精神は「荒廃」してしまっているのですから。
つい感情が昂ってしまう方や
ちょっとしたことで腹を立ててしまう方、
「カチン」ときたときには、今一度一呼吸おいて、
少しでも冷静に応対できるよう訓練していきましょう。
ついつい声が大きくなる私も深く反省しています・・・