腕を磨く
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今回はスキル取得について記します。
最近では、普段あまり使われることのない
「腕を磨く」という言葉。
皆さん、腕を磨いていますか?
話は変わりますが、日本人は先進国のビジネスパーソンの中でも
最も学びの努力をしない国だと言われます。
こうした事実は、私も身近に感じることがあります。
海外に義姉がいるのですが、彼女は50代後半になる今も
常にスキルアップに取り組んでいます。
理由を問いかけると、
面接では常に身についているスキルと貢献可能な成果を
示さなければならないから、だそうです。
いわゆる、完全なジョブ型雇用です。
最近では、働き方改革による就業環境の改善が求められており、
それそのものは、積極的に取り組むべきものだと思います。
その反面、特にプライベートを充実させたいという
正当な欲求が通りやすくなってきた一方で、
働く者が持つべき責任も同時に放棄しつつあるように感じます。
日本もグローバル社会の一員ですから、
必ず世界的な常識や規範が求められていくことになります。
そこには、自分の腕は自分で磨くという原則があります。
従って、会社としてはそうしたスキルアップを
サポートする体制を充実させなければなりませんが、
働く個人も、自ら腕を磨かなければならないという前提を持つことが大事です。
自立する個の存在と会社のフォローが両方あって、
生産性の高い仕事と充実した暮らしが実現します。
ジョブ型雇用に向かう中で自分の腕を磨き、
提供価値を明示できる自分はいるのか?
一人一人が自分に問いかけ、回答を持つ必要があります。
腕を磨いて自己のブランドを確立しましょう。