傾聴

まさに「傾聴」そのものを表したことわざですね。

住まいづくりにおいて、そして組織運営において最も重要なことは
この傾聴だと思います。

お客様が住まいをご検討されるプロセスにおいて、
私たちの住まいの特徴や会社のことをお客様にお伝えすることは
もちろん必要なことなのですが、
私たちがお客様の「声」を深く聴くことこそ不可欠なこと。

一方組織においては上司が部下との面談を行い、
会社の考え方や自分自身の想いを部下に伝えることと同じように
部下の想いを聴き、その深いところまでくみ取ることが
とっても大切だと思います。
もちろん相手の立場や状況によって、
しっかり自分から話をしなければならないときもありますが。

いずれにせよ、お客様であれ社員であれ、
耳を傾け相手の想いやその背景や理由などを深く聴くこと、
が重要なのです。

とはいえ、ただ相手に「話してください」とっても無理なこと。
まずは相手に伝えるべきことを伝えながら、
オープンマインドで相手の「声」をしっかりと傾聴することです。

その相手の「声」から、その人の本当に伝えたいことは何なのかを
対話しながら探り当てていく。
そのプロセスがあってこそ、お互いに相手のことが分かり、
信頼し、想いを深く共有することができるのではないでしょうか。

得てして自分がしゃべりすぎている時は、
相手の「声」に対して傾聴しきれていないものです。

みなさん「傾聴」できていますか？