一流の基礎力
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
報道では、来週から始まるメジャーリーグ開幕戦の話で盛り上がっています。
昨日、来日して初めての選手や監督のインタビューがありました。
そこで非常に印象に残ったのが、ロバーツ監督の言葉です。
記者から「どこが見所か?」という質問に対して、
「基礎がしっかりしているプレーだ」との回答でした。
当たり前と言えば当たり前なのですが、
私にとっては想定外の回答でした。
世界一の座にあり、尚且つ一流のスター選手が集う野球チームの監督が
一番の見所は「基礎にあり」と発言したことに深く考えさせられました。
シンプルに考えれば、力強く華麗なプレーの礎には
強靭なフィジカルと完璧な基礎技術があることは明白です。
また、もう少し深く考えると常に基礎を万全に維持すべく、
一流の名に相応しい準備や心構え、日頃の修練が
メジャー選手には欠かせないとも読み取れます。
話は変わりますが、現在アルスホームにおいては
レベルの高い技術者のコアスキルの解明に取り組んでいます。
そこで、注文住宅事業に求められる基礎力とは
どのような力なのかを考えてみました。
表現はいろいろなものがあると思いますが、私が思うに
①ヒアリング=お客様を正しく深く理解する力
②キュレーション(編成)=正しい情報から顧客別の最適解を導き出す力
③プレゼンテーション=最適解を解りやすく伝え、促す力
この3つのサイクルで構成されていると思います。
言葉を見れば一般的ではありますが、これが「一流のプロ」というレベルで
体得、実践できているのか?と問われると、
自信を持ってYESと答えられる人は少ないのではないでしょうか?
現在進めているコアスキルの解明ですが、
ロバーツ監督の回答にヒントがありそうです。
一流の基礎力を身につけるべく、どのようなトレーニングが必要なのか
我が社なりに明確にしなければなりません。
新年度を前にして課題の鮮明化に取り組んで参ります。