内なる声
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今回のテーマは「自分を見失う」ということを
取り上げてみたいと思います。
このテーマを取り上げるのには、
石破総理が当選議員に商品券を配布して問題となり、
その原因として石破総理が「自分を見失っていた」
と述べられたことにあります。
これについては、自分にも思い当たることがあったので
これまでの経験を振り返ってみました。
その時を思い返し、原因を考えてみると
ある共通項があることに気づきます。
その共通項は「一生懸命になり過ぎている」という点です。
一生懸命に取り組むことはとても良い姿勢なのですが、
周囲が見えなくなる程のめり込むとバランスを失います。
場合によっては判断そのものを誤ります。
やはり、周囲の雰囲気を感じるとか
立ち止まって客観的に自分を検証することが大事です。
一生懸命に取り組みながらもいわば「余白」、
つまり心の余裕を残しておかねばならないのですね。
お陰様でこれまでに数々の失敗を繰り返してきた経験から、
最近はのめり込みそうになった場合には
自分でブレーキをかけることができるようになりました。
具体的なブレーキのかけ方を挙げるならば、
「正しいと思い込んでいないか?」
「本質の部分で間違っていないか?」
「本当に他の選択肢がないのか?」etc....
熱くなってのめり込みそうになると
そうした様々な問いかけを自分にするのです。
これまで、内なる自分の声を聞くことにより
立ち止まり考え直すことで悪い方に結果が出たことは
幸いながらこれまでありません。
恐らく、この内なる声は皆さんにもあると思います。
一生懸命な時ほど一呼吸を入れて、
この「内なる声」に耳を澄ませましょう。