リ・ブランディング
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
12月に入り、私どもアルスホーム社内においてはインフルエンザが猛威を振るっております。
お互いに充分ケアしたいものですね。
さて、今回はブランドについて雑感を記します。
時代によってそれぞれの業界で、それぞれのブームが起こります。
例えばファッションで言うと、ユニクロやH&M、GAPなどの
ファストファッションと呼ばれるブームが一時ありました。
また、総合スーパーの時代にはダイエーやイトーヨーカドー等のGMS全盛期もありましたが、
現在はかつての精彩は感じることができません。
その反面、首都圏を中心に展開する成城石井さんは、高価格に関わらず、
一般のファミリー層に支持されています。
また、家具の業界ではニトリやイケアが全国に広がる中、
かつての老舗高級家具店は、存続が取り沙汰されています。
時代背景や消費者の嗜好の変化、経済状況など様々な与条件によって、
消費者の行動が変化するものと推察されます。
5・6年前に大手の和菓子ブランドの社長さまと交流する機会がありました。
そこで印象的だったのは、定番の饅頭を作るレシピは毎年変化させているという話が
ありました。しかも、その変化はお馴染みの常連客に気づかれない
微細な変化にしなければならないとのお話でした。
その社長曰く、ブランドや商品をいきなり変えるのは絶対にダメだそうで、
かと言って、全く変えないと少しずつ消費者のストライクゾーンから外れてしまう
ということらしいです。
我々アルスホームも北陸の気候風土や地域風土になじむ、
美しい住まい創りを掲げて参りました。
それに対して一定のイメージや評価を頂いていると自負しております。
しかしながら、社会背景やお客様の嗜好は常に変化しますので
過去の御褒美にあぐらをかくわけにはいきません。
2019年も12月に入り、新年はすぐそこです。
私も、新たな年、年度に向けて温めてきたコンセプトを鮮明化させる時期に入ってきました。
(世界的に有名な会社も常に変化しています)
まさに「リ・ブランディング」を実践し、お客様のニーズにジャストフィットする提案を
続けて参ります。