機嫌良く生きる
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
12月に入りましたが、暖かな穏やかな日が続いています。
かく言う私は、インフルエンザにかかり療養中です。
さて、昨日の報道でありましたが、
TIME誌の今年の顔にグレタ・トゥーンベリさんが選ばれたとのことです。
16歳の環境活動家で率直な物言いで有名です。
彼女の立派な経歴やその是非についてはここでは触れません。
まず、彼女が行った国連世界気候変動サミットのスピーチを取り上げます。
彼女には切迫感があり、今すぐ行動をしなければならないという思いを強く訴えていました。
話の趣旨はもっともな話なのですが、聞いた私は違和感というか、後味の悪さというか、
スッキリしない感情が残りました。
何だろうと考えてみると、彼女の話の内容にあるのではなく、
彼女の歪んだ表情や怒りをあからさまに発散させていることが
不快に感じていることに気づきました。
そう考えてみますと、社内でもそういう人がいます。
言っていることは間違っていないのですが、素直に聞いてもらえない人がいます。
大概は、指示・指導に加えて、怒りや相手に対する非難、
自身が感じているストレス等の感情を混ぜ込んで発信するタイプです。
この話を、先日あった大学のOB会で知人と話をしたところ、
単純明快な話をしてくれました。
要は「人間として未熟なんだよ」と。
また、「本人だけ気づいていないんだ。素直といえば聞こえはいいけど、子供なんだよ」
とも言いました。
彼曰く、家族であれ、社員同士であれ、道ですれ違う人であれ、
いついかなる時、いついかなる人に対しても不快な感情を発信したり、
表情を浮かべたりすることで、得をすることは一切ないとのこと。
従って、そう教えてくれた彼は、いついかなる時でも、伝えたいことの本質だけを相手に伝えて、
自分の中にあるエゴを表出しないよう努力しているそうです。
そういう話を聞いた後で、自分が知っている立派な人を思い起こしてみると
確かに、自身にある悪い感情をほとんど出されない方が多いように思います。
折しも年末ですし、年明けすぐ私は50歳を迎えます。
自分が心を磨き、心豊かに生きていくためにも重要なテーマだと思い始めています。
(感情や怒りのコントロールをテーマにした本はたくさんあります)
新たな年に向け「機嫌良く生きる」を標榜して、取り組んでみたいと考えているところです。