「育成」
- 会長メッセージ
最終更新日:2020.01.31
「育成」
子育ても社員育成も同じことだと思います。
しかし、この親子のような「寄り添う」育成の仕方はあまりできていないのが現実です。
毎日関わりが多い上司や先輩社員が若手社員に寄り添い、
次にどうすればいいかを一緒に考えだすこと、
あるいは本人に考えだしてもらう手助けをすることが、「教える」ことだと
この記事は教えてくれます。
とはいえ、教える側の上司や先輩社員は他の業務で多忙であることが常。
若手育成にまで手が回らないと思ってしまうこともあるでしょう。
それでも、上司や先輩社員たちが、若手の育成という業務を他の業務と
車の両輪として取り組んでいかなければ、絶対に若手の成長はありません。
教えられる側としても、その姿勢や心構えが重要です。
強い成長意欲に加え、真剣に真摯に仕事を学ぼうとする姿勢。
フォロワーとしての積極的な「傾聴」、
そして教えてくれる相手への「共感」。
教えられている中で自ら考え、
そこでの新しい気づきがあってこそチャレンジできるのです。
一方で教える側は教えることによって学びます。
「Teaching is learning」
よく使われる言葉です。
実際に教えようとした時にうまく伝えられないことに対して、
改めて理解を深め、知識を追加していくことで、自分も成長できるのです。
裏を返せば、教えることを避けることは、
自分で自分を成長させる機会を失っているといえるでしょう。
教え、教えられる関係による、
一人一人の社員の成長が会社の成長そのもの。
改めて社員育成に力を傾けていきたいと思います。