説明責任
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
新型肺炎の拡大が止まらず、落ち着かない日々が続きます。
用心して過ごすほか無いようです。ご自愛ください。
さて、今回は「説明責任」について考えてみたいと思います。
つい先日、人間ドックを受診してまいりました。
いつも受診している病院なのですが、今回はとても満足する内容でした。
それは、受診スコアが良かったからではありません。
最後の受診結果の説明をして頂いた医師の説明が懇切丁寧で、
私が判るように説明してくれたからです。
同じ病院でありながら、これまでは「問題ないですね〜」程度の説明で、
数分で終わっていた受診結果説明が、今回は充分に時間をかけて、
自分が分かるように丁寧に対応して頂きました。
私としては、安心できたのは勿論、プロとしてのサービスを十二分に享受でき、
結果に対する納得もさることながら、高い満足感を得ることができました。
「解るように説明する」ことの重要性と効用を改めて体感した次第です。
そう振り返りながら日常の社内を見てみると、
色々な人間関係のもつれや、会社施策に対する不満を聞くことがあります。
そのように感じる一つ一つの原因を探っていくと、人や施策そのものが問題ではなく、
説明責任が充分になされず、正しく伝わっていないことが原因であることがほとんどです。
特に部下を持つ人は是非とも考えていただきたいテーマです。
部下の人が最高のパフォーマンスをしてくれる環境(絶対条件)は一つです。
それは「自分が充分に理解され、認められている」と感じれることです。
その環境を作る第一歩が「説明責任」を確実に果たすことです。
端折らず、立場で押し切ることなく、負の感情を交えず、
「解るように丁寧に伝える」ことが肝心です。
(こんなイメージになるよう努力しましょう)
書けば簡単ですが、それが出来るためには相応の修行が必要です。
そういう私も説明責任を果たすべく、努力して参ります。