直観力を体得する
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
三寒四温のこの時期、よからぬウィルスも蔓延しており、
体調を崩しやすいので慎重な対応が必要です。ご自愛下さい。
さて、我々アルスホームでは年度末を3日後に迎えて
多忙を極めております。しっかりと納めたいと思います。
当然のことながら新年度からの計画も準備を終え、
それぞれ発表の準備を進めているところです。
それぞれの部門で課題は多岐に渡りますが、
特に重点を置いているのがリーダー階層に対する研修です。
これまでも実施した事があったのですが、効果の程はイマイチで
運営の仕方が悪かったと反省をしています。
そこで、新年度からは具体的な部下の育成に取り組むとともに、
そのプロセスを会社として徹底的にフォローアップして参ります。
その取り組みの中で一番重視していることが、
正しい心の姿勢でお互い向き合い、良い関係を築く事です。
これまでもたくさんの育成面談を行なってきましたが、
上司と部下の間で対立軸を挟んでの対話であったり、
上司の立場で押し切られて、納得感が少ないケースが多かったように思います。
今回の取り組みの中でリーダー諸君に身に付けていただきたいのは、
私心を持たず、予断を持たず、
ありのままの部下をまず受け入れるという受容姿勢です。
次に、部下の良い点を認めながらも、もう少し努力を求めたい点や、
組織運営で引き受けてもらいたい役割を、納得できるように説明し、
自発的に引き受けてもらえるよう、説明責任を果たすということです。
言葉で言えば簡単なのですが、常にそういう正しい心の姿勢で、
部下に接する事ができるようになるには、かなりの修練となります。
一言で言えば「直観力」を体得する事が目的です。
一人一人が、前向きに役割を引きうけ、助け合いながら
ベストな結果を出すことができる有機的なチームを実現したいと考えています。
(田坂広志先生の新書です。修行の道の奥深さに気付かされます)
チームビルディングの要はリーダーにあります。
そのためには、「直観力」を体得しなければなりません。