一変する世界
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
新型肺炎の影響で世界全体が諸課題を突きつけられています。
いつしかのブログで、現時点の自分と暮らしを見つめ直している
ということを記しました。
日に日に状況が変化しつつある中で、もう一つの視点があると思う位に至りました。
それは何かと言うと、
「二度と戻らないモノやコトが発生するのでは無いか?」という点です。
つまりは、日常当たり前のように使ったり、行ったり、集まったりしていたことが、
今回の災厄で様々な自粛を求められています。
次にこの問題が長期化するにつれて、一時的に自粛するだけだった話が、
「不要なモノコト」として習慣化し、結果的には社会から無くなっていく可能性があると
考え始めました。
いくつか思いつくままに列挙すると、移動を伴う仕事や出張、研修や面談、
会議での集合、紙書類での手続きなどまだまだ沢山あります。
つまりは、これまで当たり前だったモノやコト、プロセスが、一時的な自粛を超えて
「そもそも必要だっけ?」と根本的に見直されるのではないかと考えています。
そう考えてみると、目の前の危機を乗り越え、対応を迫られるということもさることながら、
今後、大きく一変するかもしれない世界で、どう仕事をし、どう暮らしていくのか?という、
より広い視点で思考や行動を変えるよう求められている機会なのかもしれません。
今回の災厄に振り回されるだけでなく、個人も会社も「一変する」という前提に立って、
新たな時代に向けたコンセプトと計画策定が必要だと思い始めた次第です。
遠い将来から振り返った時に、大きく世界が変わったエポックとして
今回のことが語られる時が来るかもしれません。
(必死でぶら下がるのと、必死に登るのとでは全く異なります)
こんな時こそ目線を上げて、より遠くを見据えて考えたいものです。