多様性を育む
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
来週より殆どの活動制限がなくなりそうです。
しかしながら、新しい生活習慣を実行し、慎重に参りましょう。
さて、今年も毎年恒例の新卒採用活動がありました。
今年は、コロナウィルスの混乱で学生さんにとっても、
採用する企業側においても手探りの状況で進めざるを得ませんでした。
我々、アルスホームにおいても例年とは異なるプロセスを辿りました。
我々がこれまで積み重ねてきた自社独自の採用プロセスが実施出来ず、
本当に採用ができるのか不安を感じながらの活動となりました。
しかしながら、振り返りは後日行うこととして、
例年にも増して、優秀な学生さんたちとご縁を結ぶ事ができました。
一緒に働く事が楽しみになる顔ぶれです。
今回採用していて気づいた事があります。
それは、最終選考に臨む学生さんたちの個性の幅が従来より広い事です。
これまでは、ハイタッチなプロセスを丹念に繰り返して、
自社の社風に合う人だけが最終選考に残るプロセスでした。
今回はそのような入念かつハイタッチな選考プロセスを採用する事が
できなかったこともあり、より幅広い個性的な母集団を形成するに至りました。
それに加えて選考プロセス以外の要因に、自分自身の採用観の変化があります。
これまでは、ある一定の自分の価値観にフィットする人のみを選んできましたが、
入社後、それぞれの社員がどう活躍するかを振り返った時に、
必ずしも選考時の評価に沿った結果になっていないことに気づきました。
とても良い印象で即活躍する人材と期待していた人がそうでなかったり、
その逆も然りで、想定外に大きな成長をみせる人もいます。
その結果を考えると、やはり選考という僅かなプロセスのみでは、
人の本当の実力と真価は正しく評価しきれないのだと思うようになりました。
また、本人の入社時の資質もさることながら、入社後の育てる側の責任の方が、
大きく成長を左右する要因である事が解ってきました。
よく多様性の時代と言われますが、これからは、一人一人の個性を尊重し、
カラーの違いが多様な価値観を育み、寛容性の高いイノベーティブな組織を
目指したいと考えています。
新たに加わる個性豊かな内定者の顔ぶれを思い返すと、
より色鮮やかな組織像が浮かんできます。楽しみです。