山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

没頭する愉しみ

  • 社長メッセージ
最終更新日:2020.06.13

皆さんこんにちは。

今週は会社への来客も増え、戻りつつある日常を実感しています。
先に触れた通り、慎重に徐々に緩めて参りましょう。

さて、今週はWEBでとある記事に目が止まりました。

ご存知の方も多いかもしれませんが、アメリカのロッキー山脈で
10数年以上前に、とある美術商が埋めた財宝(100万ドル以上)が
とうとう見つかったとの話です。

これまで、35万人以上の人がお宝探しに参加し、
中には仕事を辞めてまで探した人もいるそうです。

ちなみにお宝の発見場所は、美術商の自伝の中の詩にヒントが隠されていたそうです。

久しぶりに壮大なロマンを感じるエピソードです。

100万ドル以上の財宝を埋めた美術商に、自伝の詩を紐解き見つけ出した発掘者、
およびその他多数の参加者が10年以上も追いかけた夢・・・・


今回のコロナ禍においては、一見無駄に思える時間や無駄な行為を
自由かつ没頭して過ごすことなどは許されないことでした。

この記事は、忘れ始めていた「没頭して愉しむ」ということを思い出させてくれました。

そう考えながら自身を振り返ると、最近はあまりそういう時間を過ごしていない
ことに気づきました。


これまでの人生を振り返ると、20代から30代の頃はフライフィッシングに凝りました。

見知らぬ町、様々な渓相、いつどこから現れるか分からない渓魚、
強い引きとのやり取りの後、ようやく手にした魚体の美しさ・・・・

今から思えば、心を無にして没頭していた時間でした。

しかし、仕事が忙しくなり、いつしか足が遠退き、ふと気づくと
そういう「没頭する愉しみ」を失った自分がいます。

今回のお宝探しの話を聞いて、そういう時間を持つことの大事さを
改めて認識しました。


皆さんはいかがです?そんな時間を持てていますか?

いますぐというわけではありませんが、50歳になった現在、
仕事以外で、今後何をして没頭するかを考えてみようと思います。


(20代はブラッド・ピッド主演の「リバー・ランズ・スルー・イット」という映画に
感化され、日本中の河川を訪れていました。懐かしい若き日の思い出です。)


「上質な日常を愉しむ」とアルスホーム企業理念にあります。

仕事も暮らしも、趣味も没頭して有意義に過ごせるといいですね。

コロナ禍が収束するのに伴い、日々の暮らしにも潤いが戻ることを期待しています。