没頭する愉しみ
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今週は会社への来客も増え、戻りつつある日常を実感しています。
先に触れた通り、慎重に徐々に緩めて参りましょう。
さて、今週はWEBでとある記事に目が止まりました。
ご存知の方も多いかもしれませんが、アメリカのロッキー山脈で
10数年以上前に、とある美術商が埋めた財宝(100万ドル以上)が
とうとう見つかったとの話です。
これまで、35万人以上の人がお宝探しに参加し、
中には仕事を辞めてまで探した人もいるそうです。
ちなみにお宝の発見場所は、美術商の自伝の中の詩にヒントが隠されていたそうです。
久しぶりに壮大なロマンを感じるエピソードです。
100万ドル以上の財宝を埋めた美術商に、自伝の詩を紐解き見つけ出した発掘者、
およびその他多数の参加者が10年以上も追いかけた夢・・・・
今回のコロナ禍においては、一見無駄に思える時間や無駄な行為を
自由かつ没頭して過ごすことなどは許されないことでした。
この記事は、忘れ始めていた「没頭して愉しむ」ということを思い出させてくれました。
そう考えながら自身を振り返ると、最近はあまりそういう時間を過ごしていない
ことに気づきました。
これまでの人生を振り返ると、20代から30代の頃はフライフィッシングに凝りました。
見知らぬ町、様々な渓相、いつどこから現れるか分からない渓魚、
強い引きとのやり取りの後、ようやく手にした魚体の美しさ・・・・
今から思えば、心を無にして没頭していた時間でした。
しかし、仕事が忙しくなり、いつしか足が遠退き、ふと気づくと
そういう「没頭する愉しみ」を失った自分がいます。
今回のお宝探しの話を聞いて、そういう時間を持つことの大事さを
改めて認識しました。
皆さんはいかがです?そんな時間を持てていますか?
いますぐというわけではありませんが、50歳になった現在、
仕事以外で、今後何をして没頭するかを考えてみようと思います。
(20代はブラッド・ピッド主演の「リバー・ランズ・スルー・イット」という映画に
感化され、日本中の河川を訪れていました。懐かしい若き日の思い出です。)
「上質な日常を愉しむ」とアルスホーム企業理念にあります。
仕事も暮らしも、趣味も没頭して有意義に過ごせるといいですね。
コロナ禍が収束するのに伴い、日々の暮らしにも潤いが戻ることを期待しています。