整えて暮らす
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
処暑を過ぎ、七十二候の天地始粛の時期ですが、
全く季節感を感じることができない猛暑が続いております。
さて、つい先日アルスホームの本社社屋にある
囲い庭のお手入れを庭師さんにお願いしました。
2年前の本社増築時に、臨時の出入口として使用した時から
手入れを怠り、オカメザサがこんもりと茂っていました。
手入れ後は、さっぱりと涼しげで空気が凛と澄んで感じられます。
改めてこまめに手入れすることの重要性を感じました。
話は変わりますが、あるお客様のご要望の中に、
「うまく片付けができないので、充分な収納スペースが欲しい」
というものがありました。
これについては、ほとんどのお客様が御所望されます。
では、充分な収納スペースを確保すれば、うまく片付いて
スッキリと暮らすことが実現できるのでしょうか?
恐らく、中々そうならないような気がします。
理由は、スッキリと整理整頓された暮らしができるかどうか
というのは、収納スペースの有無ではなく、整理する習慣の
有無が要因だからです。
もっと細かく分解すると、整理する習慣というのは、
整理整頓する時間的余裕=心のゆとりと
整えて暮らしていこうという意思決定
つまるところ、ある種の美意識を持つことの2つから
成り立っています。
また、そういう習慣が定着している住まいは、
建物は古くなっても住まい手の美意識が所々に感じられる
凛とした佇まいとなります。
アルスホーム企業理念に「美しい家を創ろう」とあります。
それは、建築時のみならず、住まい手が整えて暮らすことに
よって維持することができます。
整理整頓された美しい暮らしを求めている方は、
整える時間的余裕を確保して、美しく整った暮らしの実現に
取り組んで頂ければと思います。
結構気持ちもスッキリしますし、
ある種の満足感も味わうことができます。
「整えて暮らす」・・・
究極的には人生のクオリティーを左右する大事なコンセプトです。