1日を生きる
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
台風が来ているものの、日本海側には影響がなさそうで一安心です。
つい先日、私の知っている人が亡くなられました。
とはいえ、友人などではなく近所のお風呂屋さんのお母さんです。
私は、休日にはサウナに必ず入ることにしています。
社会人になってから30年近くずっと続いている習慣です。
これまでは、スーパー銭湯に通っていたのですが、今年の夏より
生活のスタイルを改めて、生活行動を見直すことにしました。
その一つに、これまではスーパー銭湯に車で行っていたのですが、
散歩を楽しみながら近所の銭湯に通うようになったことがあります。
その銭湯は、昔ながらの銭湯で家族で経営をされています。
銭湯というと廃れたイメージを持ちますが、この銭湯は設備も新しく
清潔で、場所柄なのかかなり繁盛しています。
その銭湯に通うようになって2ヶ月が経ちましたが、気に入っていた
もう一つの理由が、番台に座っているお母さんだったのです。
年齢は、自分の父母と同じくらい80歳前後でしょうか?
小綺麗で品がよく、穏やかで自分も年をとったらあんな風な空気を
漂わせる人でありたいななどと思っていました。
先週の水曜日も行った折、目を合わせて挨拶をしました。
いつもと変わらぬ優しい眼差しでした。
今日もお母さんはいるかな?と思いつつ、次の日曜日に銭湯に出向くと
「母が亡くなりましたので・・・・」という張り紙が。
何があったのか解りませんが、いずれにせよ突然亡くなられたようでした。
これからも、ずっとそこにいてくれて見守ってくれているような存在だと
思い込んでいた私は、突然の幕引きに呆然としました。
人である以上、どこで人生の幕が下りるのかは誰にもわかりません。
それは数十年後かもしれませんし、もしかしたら今日、明日かもしれません。
改めて、健康で、仕事をし、会話を交わし、食事を愉しむことができる
日常のありがたみと愛おしさを再認識させられた出来事でした。
そう考えると、流されつつ、只々日常を消費するのではなく、
1日1日を一生懸命努め、あらゆることに感謝しつつ、かみしめるように
暮らしていきたいものです。
(ある日の仕事終わりに会社の駐車場から見た夕焼けです。キレイですね。)
いつもの変わらぬ日常に感謝し、さあ今日も頑張ろう。