人生は物語
- 会長メッセージ
最終更新日:2020.11.13
人生は物語
人生は、よく道や川に例えられます。
いずれも真っ直ぐに進むことが決してないからでしょう。
人生の曲がるところ、ターニングポイントは一般的に進学や就職、結婚などといわれますが、
より重要なのは、仕事であれプライベートであれ、大きな壁にぶつかったとき。
例えば水泳の池江選手のような、大病を患い自分ではどうしようもできない中での
厳しい選択と決断。
病気に限らず、自分自身の理想にどうやってもそのようになっていけない深い葛藤や、
自分がどうするべきか深く悩み、悩みぬいて最終的に大きな決断をしなければならない・・・
そんな大きな壁、まさに人生の岐路というべき場面なのではないでしょうか。
大きな壁にぶつかった時、そこから逃げて迂回したい、楽に済ませたい、
と誰でも思いますよね。
でもその壁をその時に乗り越えておかないと、その壁は宿題のように
再びその人の前に現れるのです。
何度迂回しようとしても、より高い壁として必ず立ちふさがってくるのです。
その壁から逃げず、悩み、乗り越えようと必死にもがき、苦しみ、努力した・・・
その経緯こそ、その人の素晴らしい物語になると思うのです。
そしてその物語一つ一つが、その人の成長の証でもあるのではないでしょうか。
嫌なことや辛いことから目を背け、逃げ出したりしていませんか。
田坂広志いわく、「人生で起きること、すべて良きこと」
起きたことには必ず意味がある、そう捉えて大きな壁に挑んでいきましょう。
かく言う私も辛いことは嫌なのですが・・・