山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

計ることの大事さ

  • 社長メッセージ
最終更新日:2020.12.19

皆さんこんにちは。

先日からの雪は一服したようです。
初雪にしては
思いのほか積もりました。今年は雪が多くなりそうですね。

さて、今日は12月19日の土曜日です。

今年も残すところ12日となりましたが、例年の如く忙しい日々で
ありまして、全く年末感を感じることなく執務しています。

ちなみに私の方は、この時期に新年に発表する経営方針を整えます。

社会経済動向や、今年社内であった動きや社員の想いなど、
さまざまな
経営要因に想いを巡らしつつ来年の構想を整えていきます。

そう考えていると、ふと気になり始めたことがあります。

私は立場として、一年を総括し次の一年の方針を示す責任があるので
「計る」ことを年末の恒例の仕事として行っています。

いつから「計る」ことを始めたのか振り返ってみると、
社会人になってから毎年この時期、確かクリスマスを過ぎて
年賀状を
書き終わった最後に、必ず一年を総括し新年から取り組む課題を
新しい手帳
の最初のページにしたためていたことを思い出しました。

その時の手帳はすでに手元にないのですが、1年のタイトル(個人方針?)
を銘打って次に仕事面、プライベート面に分けて課題と目標設定を行っていました。

良くも悪くも、若い時から「計る」ことが好きで、
習慣化している自分に気づきました。

前置きが長くなりました。
本題の先に触れた「気になり始めた」
ことに触れたいと思います。

それは、どの程度の人が個人的に一年を総括し、分析し、来年の方針設定と
具体的な取り組み課題を明らかにしているのだろうということです。

推測ですが、全く何もしない人もいるのではないかと思います。

会社においても新年度に個人計画書を作りますが、それは仕事のみの領域であって、
その人全体の一年を生きる上での方針としては不充分です。


「人は自分で考えた通りの人になる」と誰かが言った記憶があります。

私はこれは真実だと断言できます。

逆を言えば、考えていないとしたら、成り行き任せの
何も実らない人生になるだけです。

私は現在50歳で人生の折り返し地点は過ぎています。

しかし、自分の人生の50年を振り返ると「あっという間」
というのが今の正直な感想です。


(これまでにも紹介した生まれ年から始まる100年カレンダーはおすすめです。
 自分の人生の長さと現在地が視覚的に解ります)

老婆心ながら、特に若い人に伝えたいのですが、一年一年を必ず総括して、
新しい年に向けての個人的な方針を考えて頂きたいと思います。


その一年一年の取り組みが、いずれ自分がなりたかった自分を作ります。
それがそうだったと判るのは人生の後半なのです。


そのときになって後悔しないように、なりたい自分、
つまりは
一年の計を明らかにする習慣を身につけて欲しいと思います。


まさに新しい年に向かうこの時期、来年の計を考えるいいタイミングです。