原野 省三
アルスホーム株式会社
代表取締役会長
原野 省三

課題形成

  • 会長メッセージ
最終更新日:2021.02.16


課題形成


私たちの周りでも、似たようなことが起こっていると思いませんか?

人によっては課題を指摘するどころか「問題だ」と騒ぎ立てるばかりで、
その課題形成から解決策の検討・実行など、誰がやるか、ということになると
途端に黙ってしまうなんてことも・・・

自分で大きな責任を負いたくない、面倒くさい、自分には関係ない、などの理由から
無難な対策で済ます、人任せにしてしまうという事なのかもしれませんね。
でもこれでは、視野が狭すぎる、とか、視座が低すぎる、と言われてしまいそうです。

集団でも個人でも、問題が起きた時には「自責」で考えることが大切だと思います。
自責で捉えないとなかなか正しい課題形成にならないからです。
問題の原因を他責としてズレた課題形成をしてしまったとしたら、
また同じような問題が発生することでしょう。

自分自身が当事者として、
「問題として何が起きているのか」「その問題の本質は何なのか」「課題は何なのか」
そして「どうやれば最適な対策になるのか」「自分ができることは何なのか」
を考えること。そして一人一人がその時々の自分の最善を尽くすことで、
一つ一つの課題を解決することができるのだと思います。

周りの人たちに任せるのではなく、自分自身で取り組んでいくということ。
直接自分に関係がなさそうなことでも、自分事と捉え、課題解決に取り組むこと。
そうすることが、自分の成長に直結すると思うのです。

「今、自分に何ができるのか」
そんな時でも常に意識することができるかどうか、
一人一人に問われているのではないでしょうか。
もちろん、私自身も。