良い刺激
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今日はあいにくの雨模様ですね。
少しづつ春が近づいているのを感じます。
(休日の散歩で見つけたカワヅザクラです。春を実感です)
さて、今回はインプット体験の重要性について記します。
昨日とある上場企業の役員の方にお越し頂きました。
その方とは不思議なご縁があり、実は私が25歳の時に
当時勤めていた会社でコンサルティングの指導を受けた
ことがきっかけです。
その時、指導に来られたのがその方でした。
その方は私の6つ上で、30歳前半で名刺には課長の役職が
記されていたと記憶しています。
別の業界の方でコンサルティングをされているので当然と言えば
当然ですが、非常にシャープで明晰な印象を強く持ちました。
あまりにも強い印象だったので長らくお顔やフルネームを
忘れることは無く、その後はお会いする事なく最近まで至りました。
その間、その方は実力に相応しくその会社の代表取締役まで
上り詰められました。
そして、現在アルスホームにおいてその会社からご指導を頂いている
流れで、20年以上の時を経て再度お会いすることができました。
再開してとても嬉しかったのは、その方も私のことを鮮明に覚えて
いてくれて、当時の打ち合わせ時の資料をいまだに持っていらっしゃる
ということでした。
そういう経歴の方なので、約1時間とは言えご機嫌伺いにわざわざ
来られる筈もなく、しっかりと準備をされて来られると思い
こちらも事前に会社の状況について整理して臨みました。
そして、その1時間は想定通り濃密な時間となりました。
その方はまるで経営会議やグループの役員会の議事録を
読んでいたかのごとく、数多くの我々が次に取り組むべき
課題についてアドヴァイスをくれました。
そして、次に会う時に会社をどこまで成長させるかを
共有した上で、「次にお会いするのが楽しみですね」と
言い残し東京へ向かわれました。
そうです。その方は26年前と変わらず切れ味鋭く
たった1時間とはいえプロコンとしての仕事をされていったのです。
若い時と変わらず仕事に真摯な姿勢で取り組まれている姿に
感銘と活力を頂いた次第です。
コロナ禍のため、この一年出張ができなくなりインプット
する機会が減少し、創造力が乏しくなっているのではと危惧
していただけに、今回の再会は大いに刺激になりました。
コロナ禍が落ち着くのを待って、優れた「知」に触れる機会を
増やしたいと考えています。
これまでと今回の出会いに深く感謝したいと思います。