幸福はどこに?
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今日は立春。ここから春本番に入ります。
一年でも一番いい季節に突入です。
さて、今回は「幸福」について記します。
幸福といっても様々な見方や考え方がありますが、
およそ日常生活における幸福とは何か?を考えてみましょう。
幸福とは一言で言えば「満たされている」ことです。
マズローでいうところの生理的欲求や安全欲求が満たされていない方は
社会全体から見た場合は少数です。
一般的な社会生活において「満たされている」状況というのは、
社会的欲求と承認欲求が満足できていることが必要です。
学問的に詳細を記述すると難解になるのですが、個人的な解釈を
具体的な行動に置き換えて言うならば、極めて単純です。
それは、
①自分の考えを相手に理解納得してもらえるよう努力を惜しまないこと
②相手の考えを納得するまで理解しようとする努力を惜しまないこと
要は自分が認められていると実感でき、相手のことが
よく理解できている状況であれば充分満たされるのです。
その反面、会社においても家庭においても不和が存在します。
これら人間関係の不和は、押し並べて上記の努力をお互いに放棄し、
相互理解できないという悪環境を放置することから始まります。
その悪環境は人間関係の負債として蓄積し続け、
限界に達した時に破綻します。
もし、皆さんが自分自身を振り返って「満たされていない」
と感じるのであれば、上記二つの努力を行っているのか
胸に手を当てて考えてみてください。
幸福とは、どこかに落ちているものではなく、誰かから与えられる
ものではありません。自分自身が努力することによって
「感じる」ものなのです。
ですから、幸福を手に入れようと思えば、自分自身が
具体的な行動を起こし努力するしかないのです。
また、その前提に「自分は幸せな生き方をしよう」
という考え方を中心に据えることも重要です。
そのコンセプトを時折確認しながら生活すると、いつしか
意識の深層に刷り込まれ、あらゆる意思決定の際に幸福に
なるであろう方の選択ができます。
一人一人が幸福になるべく正しい努力を積み重ねれば
幸福感溢れる人間関係が実現します。
(有名なアランの幸福論です。学問的に紐解くのも面白いですよ)
アルスホームは一人一人が幸福感を感じることができる組織を
目指しています。
全ての人に心穏やかな日々が訪れますように。