共存

今の世の中は、人種や性別、宗教の違いなどでさまざまな衝突や差別が起きていますね。
そんなニュースを見聞きするたびに、とても残念な気持ちになります。

考えてみると、同じようなことが私たちの身近なところでも起きているように思えます。
例えば、自分の考え方ばかりを主張し、相手を認めないというようなシーン、
思い当たることがあるのではないでしょうか。

しかし、自分の意見、考え方と違うからと、
頭ごなしに否定したり、反対したりしては、相互理解など全く進みません。

まずはお互いの思考は違うという前提を理解し、その上で、相手の意見や考え方を尊重することが大切です。
「自分とは違うけど、そんな意見もあるんだね」と受け入れ、
「なぜそう考えるのか」を積極的に理解しようとすること。

そして、相手を積極的に理解しようとするその姿勢は、
相手に興味を持っていることを伝えることに他なりません。
誰でも、自分に興味を持ってくれていると感じられたならうれしいものです。

自分と違うことを知ることは、自分の知識や思考を広げることにつながります。
つまり、多くの人たちとの会話、前向きな議論は自分の成長の糧となるのですね。

ですから、自分の意見と違うことを言われることを恐れてはいけないですし、
自分と異なる意見を無視するなんてことはとっても失礼な話だと思います。

自分の意見と違う相手がいるって、本当は楽しく、ありがたいことなんですね。
・・・と、私も書きながら再認識したところです。