山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

起点はあるか?

  • 社長メッセージ
最終更新日:2021.04.17

皆さんこんにちは。

4月中旬を迎えて新入社員の導入研修が進むと同時に
来年入社予定の学生さんの面接も始まりました。

そんな折、ある学生さんと話している中で
「どうすれば幸せになれるのか?」という話になりました。

私はそれに対して、まずもって「私は必ず幸せな人生を歩もう」という
意思決定を明確にすることがまず最初に
必要であることを伝えました。

「人は自分が考えている通りの自分になる」と
ナイチンゲールはかつて言いました。

優れた自己啓発本でも同様のことが記されていますし、
私自身の経験からしても真実と言って差し支えないと思います。

よく「明確な目標が見えない」とか「将来像が描けない」
という話を耳にします。

人生とは思考が現実化するだけなので、「見えない」と考えている
ならば、曖昧かつ視界不良の人生が実現するだけなのです。

いつか見えるようになることはありません。
思考がそのまま現実化します。

まず、確信がなくてもいいので「○○を目指す」とか
「〇〇になりたい」という願望でも構いません。

できればライトダウンして時折確認するようにしましょう。

それを続けていると、願望がある時に具体的な計画に変わったり、
いつしか自身の判断基軸の中心に刷り込まれていきます。

当然、紆余曲折はありますが、その時その時に自分と対峙し
「自分はどうありたいのか」を問い続けると、気がつくと
いつしか願望であったはずのものが徐々に現実に近づいていきます。



(一番わかりやすいのが高校球児です。甲子園出場するチームは甲子園に
必ず行くという思考が現実化した結果です。偶然行けたわけではありません)


また、有意義な人生とするためにもう一つ大事なルールがあります。

それは、「人生で起きること全ては自分の意思決定の結果によるものである」
という考え方です。


人はよく不運や不遇を嘆きたくなるような場面に出くわします。

私も過去に何度かそういう時がありました。

しかし、「起きたこと全てが自分の意思決定の結果である」と考え、
受け入れることができれば、これから何を修正する必要があるのか
という自己コントロール可能な未来志向の思考に切り替わります。

逆に、外的要因や人のせいに原因を求めると一瞬は溜飲が下がりますが、
実は自身に行動変容が起きないので将来も結果は好転しないのです。


新入社員や学生の面接でこれからの人生を歩む際に
大事な考え方を伝えることが多い季節です。

今一度、この時期に彼らに伝えるのみならず、
我々一人一人も再確認したい大原則です。

「自分はどうありたいのか」
「すべての現実は自分の意思決定の結果である」

いつの世においても変わらぬゴールドスタンダードであり、
有意義な人生とするために設置が不可欠な「起点」です。

確認してみましょう。