選別力と解釈力
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今回は選別力と解釈力について記します。
毎日生活し仕事をする中で色々なことがあります。
あらゆる情報に触れ、様々な人と会話するプロセスで
人間であるならば必ず起きる現象があります。
それは「思いこみ」と「事実」の混同です。
私自身もこの現象は日常的によくあります。
そこで、常に「起きた事実は何なのか?」と自身に問いかけ
事実に基づいて判断・行動するようにしています。
そして次に起きた事実に対して「自分はどう理解し、感じたのか?」
を整理してあくまでも起きた事実とは分けるようにしています。
では、なぜ人は「思いこみ」をするのか考えてみます。
「思いこみ」は「事実」に触れた時に生じる感情や受け止め方、
また、これまで本人が経験した過去の経験則などが合わさって
形成される「知覚された解釈」のことです。
我々が理解しなければならないのは「思いこみ」とは、
「知覚された解釈」であって「事実」ではないということです。
「思いこみ」すなわち「知覚された解釈」を「事実」と受け止め
判断・行動すると、そもそも正しい選択とはなりません。
時によっては人間関係の悪化や不和につながります。
仕事を成功に導き、人生を心豊かに過ごすためには、この選別力を高めて
事実に対して正しく対処・行動することが基本となります。
加えて知覚の仕方も、前向きに受け止める「解釈力」を身につけたいところです。
(現実の世界には様々な種類の情報があります。複雑ですね。)
これらのスキルは日々トレーニングとして取り組めば
必ず身につけることができます。
かく言う私もまだまだ「思いこみ」に振り回される瞬間があります。
修行は続きます。。。