相手を認める
- 会長メッセージ
最終更新日:2021.06.04
読むほどに昔の母親のすごさを思い知らされます。
大家族の中で、辛く大変なこともすべてを受容しながら、子供たちへ注ぐ無償の愛・・・。
また昔のことですから、舅、姑、小姑、あるいは近所付き合いなど、様々な人間関係での
苦労や気苦労も大変だったことでしょう。
そんな経験をしてきた上でのこの言葉。
とてつもない包容力がありますし、この世の中の真実を見抜いているといえます。
そしてそれは、私が敬愛する田坂広志氏の次の言葉と重なります。
『我々人間は、誰もが人間として未熟さを抱き、
エゴという厄介なものを背負い、
怒り、嘆き、苦しみ、悲しみながら
思うようにならない人生を、
そして限りある人生を生きている。
誰もが精一杯に生きている。
それが人間の真実の姿であり、
それは自分だけでなく、相手も又、そうなのである』
人同士が、ぶつかりながら、寄り添いながら、この世の中が成り立っている。
そのことに気付かされます。
この世の中、まだまだ捨てたもんじゃないなぁと思いつつ
自分の周りにいてくれる人達に感謝、です。