不要なエゴ
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今回のタイトル、エゴについて考えてみます。
エゴとはいわゆる操作主義に陥っている状況を指します。
具体例を挙げればキリがありません。
「教えてやろう」とか、
「懲らしめてやろう」とか、、、
「相手に〇〇させてやろう」
というのは全て操作主義です。
私もこの操作主義のエゴから未だ脱却できない一人です。
しかしながら、少しずつではありますが、
この操作主義、エゴから脱却することの大切さについて
改めて経験、実感しているところです。
それは新卒採用を通じて感じたことです。
かねてより我々アルスホームは住まいづくりと同じように
他社とは異なるプロセスを採用活動で実践して参りました。
それは採用する側とされる側、いわゆるセレクションではなく、
学生さんの意思決定のクオリティーを上げることに主眼をおいて
これまで採用活動を進めてきました。
しかしながら振り返ってみると、
目標採用数を確保したいという現実、つまりはエゴがあり、
学生に意思決定を迫ることもありました。
いわば自分の望む状況に対して有利と見れば、
我々が望む意思決定を学生さんに求める場面も
これまではあったと思います。
しかしながら、自身の考え方にこれまでとは異なる変化があり、
今年の選考はこれまでの選考とは違うシーンが多々あります。
学生さんが、アルスホームに入社したい、
という想いを持っていることがわかっても、
本人の考えるプロセスが不充分と判断した場合は再考を促しています。
また、そういうスタンスで接していると、
学生さんから考え方や心の内の悩みなども
これまでより素直に伝えてくれます。
そんなことを考えていると、
自分が若かった時の営業時代を思い出しました。
一番お客さまに支持されたのは、
純粋にお客さまに良い家を建てて欲しい、
という純粋な気持ちで仕事にあたった時です。
自分や自社で契約して欲しいというエゴではなく、
一番ベストな意思決定をして一番満足できる住まいができれば
そのお客様にとってはそれは一番いいことではないか・・・・
その姿勢がお客さまに支持され、
多くの信頼を得た経験を思い起こしました。
自分が欲する目標ではなく、
相手が求めている理想の実現に対して純粋にお手伝いできれば、
相手にとっては最高のパートナーとなります。
結果としてご縁が持てればウィンウィンです。
改めて相手に尽くし、私心に惑わされずに与えることが
まずもって重要だと気付かされました。
学生さん一人一人それぞれの夢の実現を
サポートしたいと考えています。