採用を終えて
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今回は学生さんの採用面接において一貫してお伝えし、
お互いに確認した内容について記します。
大事なことなので学生さん以外の人にも
お伝えしたいと思います。
色々な考え方がありますので、批判を承知で誤解を恐れず申しますと、
私は仕事と住まいの選択は、それぞれの人生の定義に直結すると考えています。
理由は単純です。
普段生活していて、一日24時間という誰にも等しく与えられている時間の中で
仕事と住まいに関わる時間が圧倒的に多いからです。
若干の違いはあれど、仕事は休憩含めて最低9時間かかりますし、
住まいは帰宅してから家を出るまで、睡眠含めて10時間以上過ごします。
したがって、それぞれの日常の大きな時間の塊が有意義なのかどうか、
また、その人にとってどのような意味を持つのかということは
とても大事なことではないでしょうか?
仕事は仕事で割り切る、という考えがあることも承知していますし、
住まいも雨露しのげて住めればOK、という考え方もあります。
しかし、人生という有限の時間において仕事や住まいに
自分らしさや生きがいを求めないというのは勿体無いことではないかと思います。
したがって、学生さんにはそうした自分の価値観をお伝えした上で、
どの会社から内定をもらうのか、幾つ内定をもらうのかということは
本質的な課題ではないことをご理解いただくようにしています。
就職という人生に何度もない転機において一番重要なのは、
自分がどのように仕事を通じて生きていきたいのか、
という価値観を自分で考え抜いて見出すことです。
就活は自分という人間を深く理解するまたと無い機会なのです。
そして、その価値観にフィットする仕事なり会社なりを選ぶことが肝要です。
3年3割と言われている新卒入社の離職率は、
恐らく上記のプロセスが不充分な結果であると考えています。
このプロセスが不充分だと仕事を始めて現実に向き合った時に
初めて自分自身の価値観との不整合に気付くのです。
その結果は会社も学生さんもロスロスの元となります。
したがって我々アルスホームは、そのような状況にならないように
学生さんのベストな意思決定をサポートすることを選考の主目的に据えています。
今年も良き出会いもあり、涙もあり、厳しい時間もありました。
しかしながら、当初の目的は充分に達成できたと自負しています。
これからも一人一人のニーズに寄り添いベストな対応を積み重ねて参ります。